東久留米の市民大学短期コース「日常生活に潜む危険」

3回コースの最終日を受けました。

 

最終日は「間違いだらけのヘアケア」でした。

 

講師の方は元美容室を25年経営されていた方なので、本領ですね!

 

 

習ってみて分かったのは、シャンプー・リンス・トリートメント全て、

合成洗剤と同じ材料が使われているということ。ガーン

「植物性だから…」「弱酸性だから…」など髪に良さそうな謳い文句は、

意味ないというか、むしろ合成洗剤のシャンプーは体には毒なんですね。

 

合成界面活性剤がタンパク質を変成させてしまうので、

使い続けると「髪が細くなる」「髪が薄くなる」そうです。

 

しかも、リンスやトリートメントも界面活性剤が入っているそうです!

トリートメントなどは、髪に良い成分が流れないようにと

軽くしかすすいでいませんでしたゲッソリ

しっかりすすがないと体に毒あせる

 

リンスやトリートメントで枝毛や切れ毛が治るわけではないそうです。

しかもシャンプーよりさらに体に毒性のある、

カチオン系界面活性剤が使われているそうです。

トリートメントは、石油系のオイルで一時的に髪をシットリさせる効果しかないそうです。

 

スタイリング剤(ムース・ジェル・ワックスなど)は

合成樹脂を合成界面活性剤で水に溶かして作られたもの。

 

ムースやジェルが乾けば水は蒸発し、合成樹脂が髪を固める、ということだそうです。

(一部の合成樹脂は環境ホルモン作用があることが指摘されているそうです。)

 

そして、パーマやカラーリング。

パーマの第二剤は50ccほど飲むと死に至るそうです。

また第一剤に使われるチオグリコール酸は、触れると必ずかぶれる毒性があり、

薬剤が頭皮に浸透し、角質層が剥がれやすくなってフケが増え、皮膚がたるんできて

そのしわ寄せがおでこに出ることもあるそうです。

 

ヘアカラーは塗装法と酸化法の2種類があるそうです。

酸化法で使われる「フェノール」という物質はアナフィラキシーショックという

死に至る可能性もある恐ろしい物質で、

再生不良性貧血(「血液のがん」とも言われる)や発がん性への影響があるそうです。

 

市販のヘアカラー剤や美容室でのヘアカラー剤にも、

必ず「パッチテストをしてください」と書いてあるそうです。

かつて私が髪を染めていた頃、美容室でパッチテストなど受けたことありませんでした。

自分で染めている方、48時間のパッチテストしていますか?

講師の方が、「必ず毎回、パッチテストをしてから使用しましょう」とおっしゃっていました。

 

塗装法(ヘアマニュキアや酸性カラー)は酸化法に比べて発がん性は低いと言われていますが、

長期間にわたる毒性の調査が行われていないので、「安全」とは言い切れないそうです。

人体実験の被験者ですね。(でもそれで癌になっても分からないですね)

 

 

それでどうすれば良いのか?!

一番体にも環境にも良いのは「石鹸シャンプー」+「お酢やクエン酸によるリンス」

だそうです。

私は以前、石鹸シャンプーを使ったことがありますが、すっごく使いづらかったです。

講師の方もそれはおっしゃっていて、勧めづらいと言われていました。

 

なので今の合成洗剤のシャンプーやリンスを使うなら、

すごーく少ない量で(ワンプッシュの3分の1ぐらいから様子見で)十分だそうです。

泡がめちゃくちゃ立たなくても、汚れは落ちるそうです。

そして、十分にすすぐこと。

 

リンスはシャンプーより毒性が使わない!

合成洗剤シャンプーの時もお酢やクエン酸が有効だそうです。

リンスの役目は、アルカリ性に傾いたphを毛髪が安定するphにすること

 

皮膚と一緒で、髪の表面に栄養を擦り込んでも意味ないんですねショボーン

 

石鹸シャンプーにチャレンジしてみよう!という方は、こちらを参考にどうぞ。

(講師の方に、講義の内容をブログに載せる許可は取っています)

 

 

そして、合成洗剤のシャンプーを使うにしても、石鹸シャンプーにしても

ブラッシングは大変髪に良いそうです!!

注意点は、必ずブラッシング用のブラシを使うこと、乾いた状態ですること。

ブローブラシでは×だそうです。

一番は猪毛のブラッシングブラシがオススメだそうです。

 

シャンプーする前の乾いている時にブラッシングするのも、

洗いやすくなるそうでオススメとのこと。ニコニコ

 

髪は濡れていると切れて、乾くとつながる性質があるそうです。

セットするときは7割ぐらいバーっと乾かして、そこからブローブラシなどで

低温でゆっくり乾かすと強いセット力になるそうです。

 

 

髪に良いオイルも伺いました。

講師の方は美容師時代にいろんなオイルを試したそうですが、

一番は椿油だそうです。

でも、市販の「大島椿油」はニセモノだそうです!ガーン

市販の椿油はつけるとべっとりします。(私も使ったことありますが確かにベトっとしました)

本物は、使い心地がさらっとしているそうです。

 

本物の椿油は市販されていないそうで、1箇所しか売っているところを知らないと

おっしゃっていました。(食用で高価だそうです)

 

私はホホバオイルを使っています。

ホホバオイルもさらっとした使い心地ですが、いつか本物の椿油を使ってみたいです!おねがい

 

 

歳を取っても出来るだけ良い状態の髪でいたい方は、市販品の毒性を知って

使い方を考える必要がありますね。

 

私の母は60歳を超えて随分髪が薄くなってきています。

自分がそうならないためにどうするか、考えさせられました。

 

まず、今かけているパーマはやめようと思います。パー

毒性を知ったら、脳に近い頭にその液をふりかける勇気はなくなりました。

 

ただ私は最近白髪が目立ち始めてきたので、ヘアカラーをどうするかあせる

講師の美容室では、毒性の材料が使われていないヘナカラーを使用していたそうですが

(滅多に扱っていないそう)それだと染める力は弱いらしい。汗

難しいですねDASH!

 

 

今回市民大学で講師をされている方がブログをされていました。

このヘアケア編も書かれていますので、詳しくはこちらをご覧ください。

http://52heaven.seesaa.net/article/468067376.html

 

親切な方でしたので、分からないことや疑問なども質問すると

答えてくれるのではないかと思います。ウインク

 

個人でたくさんのことを調べていらっしゃってすごいな〜と思いました。

充実した講義を、ありがとうございましたピンク音符