なかなか日記更新がかなわない状態でありんす。
試験が片付いて春休みに突入したら遡って更新可能だと思うでありんすよ。

さて本日午前、神経解剖学講座の教授がわざわざ、学士編入生のために神経組織学の補講をしてくださいました。
組織学は人体の様々な部位のミクロな構造を勉強するもので、顕微鏡をのぞいてスケッチしながら覚えていく授業。
それに対し解剖学は人体をマクロで解剖して、臓器構造や脈管・神経の走行を肉眼観察する授業。
脳と脊髄を中枢神経系と呼ぶのですが、脳の解剖を特別に神経解剖学(旧・人体解剖学2)と呼ぶ。
一般生は二年前期に組織学を履修済だが、編入生は三年前期のカリキュラム。
神経解剖学には、どうしても組織学の知識が必要で、組織学と神経解剖学の先生が一緒なので、神経解剖学の理解の助けにと、神経系に関係する組織について補講してくれたわけだ。
授業はもちろん、顕微鏡でのプレパ観察の機会まで用意してくれていた。
本当にありがたい。

実はこの教授も、学士編入で医学に入った経歴だったんです。
学内では試験が厳しくて、勉強不足は容赦なく足切りして留年となることをいとわないという教授。
でも、本当は優しい。
医学部で優秀な成績とってもしゃーないやん!
卒後に優秀な医療者になるかどうかとは別やから、あまり力まんと、気軽にやりー!って、言っていた。

医学部の一般受験は、私立はもうスタート、国公立はセンターが終わり出願時期真最中ですし、編入受験生は、四ヶ月後に受験が始まります。
うちみたいに、編入生に対して寛容で優しい医学部もありますので、編入試験予定者は安心して編入試験に挑戦ください。
一般受験生のジタバタを横目にしながら、編入生は合格しちゃえば彼等より上の学年に入れて先輩になれるわけです。
焦らずに、自らの勉強計画にしたがって進めていただきたいものです。