本日の午前中は、DNAウイルス学について。

DNAウイルスで有名なのは、やっぱりヘルペスウイルスですね。

あと、レトロウイルスも勉強しました。

レトロウイルスといえば、HTLAとHIVですね。


午後は、いつものように解剖実習です。

本日は、心臓の解剖でした。

心臓って、ねじれているんですよね。

ぱっとみて、すぐにどれが右房、左房、右室、左室!とかわかるような形状じゃない。

まぁ、今となっては、右房と右室が前面にぱっとあるって知っているし、自分の場合は、上大静脈と下大静脈の位置を心臓をみるときのポイントに、個人的にしています。

それで、前面か後面かを区別しています。

また、後面にある冠静脈洞を後面であることの確認印にしています。


それで、右房と右室の間にあるのが、三尖弁という名の房室弁です。

この弁の右室側には、腱策という腱がついていて、それが右室から突き出ている乳頭筋という心筋の一種にくっついています。

で、この筋肉の収縮で、弁の開閉をコントロールしています。

その弁が本当によく見てわかりました。


心臓の先天異常の代表的なものの中隔欠損についても、卵円孔という本当に薄い膜みたいな中隔があることも見てわかりました。


でね、さっきまで医龍をみていたのですが、たまたま三尖弁とか、僧房弁とか、やっているではありませんか!


もうね、手に取るうように、わかるんですよ!!


解剖実習って、めちゃくちゃ予習が大変やし、実習も長時間で、体力的にきつい!


でも、そのせいか、解剖したものの光景が、脳や目に焼きついているんです!!


だから、医龍見ながら、それはあれかーー!!って、自分で午後に解剖した心臓の様子が思い浮かんでくるんです!!


弁を実際に手で触れたときの感触、腱索のつっぱり感!、乳頭筋のでっぱり感などなど。


あれがちぎれているのを、伊集院先生は、収縮再形成したとの話ですが・・・


まじで!!!あんなの修復できるんだーーー!!!


そりゃ、すごいですよ!!!!


心臓外科って、大変だね!!!





解剖実習って、本当にためになっているなぁーって実感しました。


アトラスで眺めたり、教科書で文字で読むだけではなくて、実際にメスを持って解剖して、手で触ったり、その質感や色などを目でみるのとは、まったく記憶の定着が違います!!!


解剖した光景が、すっごい脳に焼きついているんですよね!!!



これからの医龍の展開が楽しみです!