アフロビートに埋もれる | NO MUSIC, NO WORK

アフロビートに埋もれる

 

Fela Kutiの7枚組ボックスを聴いています。

こんな聴くのに一日かかるボックスを聴いていると、アフリカにいる気分になってくる。暑い一日が終わりに近づいてきて夕焼けが近づいてくる感じと、シリアスなアフロビートがシンクロして、なんとも心地よい気分が止まらない。

60年代アメリカのブルースの巨人達がイギリスにツアーに来たとき、彼らが持っているボロボロに近い楽器にイギリスの若いあんちゃん達はびっくりしたって話を聴いたことがある。

いかに楽器がダサくても弾いてる人間に並ならぬソウルがあれば、人を感動させる音楽ができるんだよ。

Fela Kutiだってそう。
ナイジェリアとかアメリカよりももっと楽器なんて手に入りにくいでしょう。
それなのにこんな至福の気分にさせてくれるのは、彼らの魂の表れでしかないと思っている。

僕は音楽に関してはかなりの浮気症だけど、一貫しているところはそこでしかない。

どんだけソウルを感じられるか。
そこでしかないんだよなあ。

アフロビート最高。