民族音楽みたいなぶっ壊れたトラディショナルなもの | NO MUSIC, NO WORK

民族音楽みたいなぶっ壊れたトラディショナルなもの

 
VOODOO RHYTHM RECHORDSがMONSTERSのBeat Zellerの手によって発足された時はビックリした。
このレーベルのすごいのは、過去の発掘では無くあくまでも現行のミュージシャン中心に音源が発表されているところ。
 
またBeat Zellerのレーベルなもんだから、ひとくせもふたくせもあるバンドが集まって来る。
ガレージバンドだけとは限らず、民族音楽みたいなぶっ壊れたトラディショナルなもの、去年か出たブラインドブッチャーのアルバムなんてまさにトラウトロックだ。
 
本当に目が離せないレーベルなのだが、ちょっと注目したいのは【民族音楽みたいなぶっ壊れたトラディショナルなもの】である。これはTHE DEAD BROTHERSの代表されるんだけど、そこの国かわからない奇妙な音楽をガレージという枠組みに入れてくる。この感じがすごくクールなんだよね。
 
んでこの【民族音楽みたいなぶっ壊れたトラディショナルなもの】のルーツと言えば写真のTOM WAITSなんだと思っている。
この人は70年から80年代の頭までシンガーソングライティングなジャズ、ポップスなんかを歌う人だったんだけど、ジム・ジャームッシュの映画に出るようになってから急に壊れ始める。
 
70年代も僕は好きでエラいカッコいいんですよ。
やっぱり声もいいし、この人じゃなきゃってキャラクターもある。
 
でも急に路線を変更したんですね。
【民族音楽みたいなぶっ壊れたトラディショナルなもの】に(笑)
 
これが異常にカッコいい。
 
僕は幸せにも70年代のアイスランドから音源を買っていたので、順を追って聴くことができたんだんだけど。
スウォードフィッシュトロンボーンあたりからちょっとキて、レインドッグはもう完全にあっちの世界にいってしまっている。
 
そしてこの92年の【Born Machine】でちょっと完成型が見えたような気がする。
この人まだまだその後も作品を出し続けていて、今の最新が2018年。
 
ここ最近のは聴いていないんだけど順番にずっと聴いて行き続けようと思うアーティスト。
 
 
素晴らしい。頭が下がる。
 
 

 

 

1/29(水)22時〜のワイルデストグルーヴィンレディオは!
 

通常営業+私的インフォメーションコーナー♬
 
今回は清田区平岡の【平岡中央みどり はり灸整骨院】の平澤 大地院長をお迎えします。
いくらロックだパンクだ言ってても身体のケアをしなければダメな年代です(笑)
平澤先生にいろいろ聞いちゃいましょうw
 
チャンネルは是非エフエムしろいしで♬
 
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