理不尽 | NO MUSIC, NO WORK

理不尽

 
 
最近ある会社の人から、すごい理不尽な言い方、態度をされた。
んでも僕がその方の上司と長い付き合いだって事がわかると、彼は手のひらを返したように言動、態度を変える。
 
その後何回かその方とお会いして案件がFIXしたのだが。
その人は僕と仲良くなろうと何度も飲みに誘ったりしてくる。
でも僕の中ではもう完全にアウトなのだ。
 
完全にアウトってのはホームベース上のクロスプレーの完全なアウト的なものではなく。
もう球場にも入れないくらいのアウト加減なのだ。
 
これが逆に彼の上司と長い付き合いだってわかってもその理不尽な言い方と態度で接してくるんなら、百歩譲って彼を理解するということはあるかもしれない。
けど明らかに彼は理不尽で態度が悪くないという仮面を被っているから始末が悪い。
 
そういう目に会った時とかは、サウナに行った後ビールを飲みながらレコードを聴くとすっきりする。
この時間がもしかしたら一番楽しいかもしれない。
 
ライヴとか行くと感動、感激はするのだが、あまり最近は足を運ばなくなった。
よく好きなアーティストに近づこう近づこうとする人がいるけど。
 
僕はどっちかというと遠くで見ていたい、または間接的に音楽を聴きたいタイプだ。
 
近づく事で変わることもあるでしょう。
 
僕は山口富士夫が亡くなった時、いろんな雑誌で伝説のギタリストが死去という記事を見たけど。
鳥井ガク氏のなんかの雑誌の記事が一番リアルで面白かった。
山口冨士夫は時にはブッキングしても当日来るか来ないかわからないし、ヘロヘロでまとも演奏もせず予定していたギャラの数倍も要求してくることがあった。的な事が書いてあった。
 
僕はこの話を聞いて、うんうん、そういうところも伝説のギタリストなのよねんと思うんだが、当事者にとってはこんなめんどくさい事はないと思う(笑)めんどくさいわあー(笑)
 
ある意味冒頭に書いた理不尽なヤツより理不尽かもしれない(笑)
 
好きな音楽っていう範囲の中でそんな風に思いたくない。好きな所で嫌な思いしたくないでしょう。
音楽って自分の頭で想像している範囲の中で成立するのがいいと思う。
 
山口冨士夫、ジョニー・サンダース、ルー・リード、ブライアン・ジョーンズ・・・
みんな大好きなミュージシャンだけどきっと生きていても会いたくない(笑)
 
だって僕の好きなミュージシャンって基本そういうところから好きになっていったのだと思うしね。
僕は大好きなミュ―ジシャンをそういう風に思うことも敬意だと思っている。