ガレージの血筋 | NO MUSIC, NO WORK

ガレージの血筋

 

 
The Shadracksのレコードが届いた。
恐ろしくクールのジャケ。
ジャケに載る文字が極端に少ない方が良いという僕にとっては格好のジャケ。
 
Damaged Goodsより去年デビューしたイギリスの3人組。
女性2人のリズム隊と長身の男性ギタリストによる構成だが、いかにもイギリスのバンドらしい音。
繊細かつ凶暴なんつう言葉がしっくり来るバンド。
 
このバンドのギタリスト兼ヴォーカリストのHuddie Shadrackはなんと、Thee Milkshakes〜Thee headcoatsのBilly Childishの息子である。
もちろんわかって買ったのだが、これが有名人の息子というだけで普通だったらどうでもいいんだけど(笑)
これがなんともカッコいい。ツボをしっかり掴んでいてなかなかのソングライティング。
 
イギリスでは60年代チックの音楽をプレイする若いバンドが多いようだ。
やっぱり若くてスーツ着てリズム&ブルースをパンキッシュにやるというのは見ている方もムムっと思ってしまう。
でもなんか毒がなくて物足りなさを感じてしまう事が多い。
 
でもこのバンドはなんかちょっと知性が感じられるのと。
その知性がいい意味で良くない方向に向かっているのが面白い。
 
60年代のあの匂いとheadcoats直系のザラザラ感を残しつつ、ちゃんとパンクロックしてるのは別に親がどうのこうのではなくカッコいい。
 
イギリスもんがこういう風に2010年代に聴けるのはなんか嬉しいな。
 
シングルも買おう。
 

 

 

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