Nancy Laura Spungen | NO MUSIC, NO WORK

Nancy Laura Spungen

 

 

最近Youtubeで80年代のハードコアパンクの貴重なヤツを見つけた。

ずーっと見ていたら客席のパンクスはファッションもカッコいいし、改めて良い時代だなあと思った。

 

当時の女性のパンクスはみんなナンシースパンゲンみたいで。

やはりシド&ナンシーっていうのはパンクが好きな人にとって影響のある2人なんだな、と改めて思う。

 

70年代有名なグルーピーって言ったらビビ・ビュエルかシリンダ・フォクシーが有名だけど。

イギーポップやデヴィッドボウイのオフステージの写真にたまに映ってるのがナンシースパンゲン。

 

この人はニューヨークドールズのジェリー・ノーランのおっかけっていうのが最初。

ドラッグまみれだったバンドなんで、周りにいる連中も相当ヤバかったのは違いない。

ナンシーもそのど真ん中にいたんだろうな。

 

しかもそのドールズの中でドラッグという点ではツートップだった2人が結成したハートブレイカーズのロンドンツアーに、おっかけでついてきたのがロンドンに来たきっかけなんだよね。

最初目を付けたのがジョニーロットン(笑)

ジョニーに相手にされなくなって次にいったのがシドヴィシャス。

そっからがもうみなさんおわかりの・・・ですね。

ジョニサンが「SAD VACATION」で俺のせいだごめんって言ったのは正論(笑)

 

この人はもう今となってはシドを薬漬けにした悪魔の女みたいに言われているけど。

なんだかんだいってシドと並んでこっちを睨む姿はカッコいい。

シドの彼女というだけであんな堂々とポーズをとる姿はやっぱただ者ではないんだよ。

 

どの写真を見てもナンシースパンゲンのそのイメージで映ってる。

 

なんかの写真で笑顔のものがあって、「あ、ナンシーこんな顔するんだ」って微笑ましい気持ちになったことがある。

あの有名な映画「シド&ナンシー」のナンシーはちょっと酷い。

 

この人はやっぱりパンクのヒーローだ。