1000回 | NO MUSIC, NO WORK

1000回

【Rock'nRoll】のカテゴリで今日で1000回目。

 

始めたのは2009年の10月8日。9年前ですな。途中何年、何ヶ月か休みましたが遂に到達。

普通にやれば5年くらいで到達するのにねw

みなさまこれからもどうか宜しくです。

 

2018年もレコードをたくさん買ったが、その中でも衝撃を受けたのがTHE DEVILS。

うんうん、このバンドはマジでカッコいい。

何がそんなにカッコいいかって、見てくれもそうだし音も最高にぶっ飛んでる。

 

DEVILSは女性ドラマーのEricaと男性ギターのGianniの2人組からなるバンド。

このパターンは最近多いと来てる。

女性と男性でギターとドラムのパターン。

ドイツのCourettesもそうだし、ベルギーのglucksもそうだ。

当然ベースレスだが、この形態の異形さもカオスを引き出す原因なのか。

モンスターズのbeatmanのレーベルVoodoorhythmのカタログに詳しい人には馴染みかも知れないけど、日本にはまだほとんど流通されていないイタリアのバンドでR。

 

 

 

 

THE DEVILS【SIN,YOU SINNERS!】

 

2016年Voodoorhythmからのアナログ盤、CD付デビューアルバム。

最近のVoodoorhythmはCDが付いていて嬉しい。

基本アナログで欲しいけどCDが付いて来ると車でも聴けるからね。

ジャケがなんとも不気味。神聖な格好をした2人の目は白目。

アルバムタイトルもなにか相当な意味があるのか?

 

45回転の12インチ。最初から最後までハードドライヴィンブルース!トラッシュ!ロックンロールの嵐。

そんなキーワードを並べてしまうと、そんな事ないべかっこ笑いなんて思うかもだけどこれがしっかり当てはまる。

リアルにこれ。ハードドライヴィンブルース!トラッシュ!ロックンロール。

2回言ってみた。2回言う価値あり。

 

 

 

 

THE DEVILS【IRON BUTT】

 

2018年Voodoorhythmからのセカンド。これもCD付のアナログ。

これは以前も載せたね。ジャケがカッコいい。ポスターも付いている。

このアルバムタイトルもアーティスト名も無い感じ。

女性の尻にひかれた男の写真がモノクロで載っている。最高のジャケット。

シュリンクの上にVoodooのステッカーが貼ってあるので剥がしたヤツをもう1枚欲しいところ。

 

これは33回転の通常アルバム仕様。

デビュー作にも増してギュンギュンバタバタなロックンロールが楽しめるセカンド。

前作はギターの粗が目立ったが今回のギターワークは最高。

前回のハードドライヴィンブルース!トラッシュ!ロックンロールに「コア」が付いた感じ。

 

このDEVILSというバンド、自分の好きな要素がたくさん詰まっている。

Voodoorhythmだからガレージの枠組みなんだろうけど他のバンドより一線を画すものがある。

まずバンドのビジュアル。レザーと宗教的な正装をミックスさえたような人を食ったような出で立ち。

SNSでもフォローしているがフライヤーとかの広告のデザインもカッコ悪いものがない。

メンバーの2人もだまっていれば普通のイタリアの美男美女に見える。

Youtubeでライブ映像があるのだが、まずドラマーのEricaがバイブを持って登場(笑)なにか液を付けて客席に振りかけている。

ドラムのバスドラに書かれたコラージュはとてもここで書けるものではないくらい卑猥だ。

そしてライヴの終わりにはEricaの尻にギターのGianniが顔を埋めて昇天しているのか?そんなパフォーマンスで幕を閉じる。

 

ここまで自分が書いた文章を見ても。このバンドがカッコ悪いはずが無い(笑)

そうだ自分の好きなロックンロールって大人が顔をしかめるような、社会的にはとても邪魔なものだったんだ。

ハードでうるさい音楽、SM、反体制みたいなものがこのバンドにすべて詰まってる。

 

THE DEVILSを聴いて1000回を迎えられて嬉しい。

ロックンロールは死なないのだ。