G 団子の思い出を語る | 窓際のBlues

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 私の名前はG・・・

 またの名を(窓際のBlues)という

 

 

 昨日は雨も降ったのに、

午後晴れたせいか?

放射冷却で今朝は霜が降り真っ白だ❄

 午後からは暖かい予報だが、

タイツを履いていないのでなまら寒い

※ちなみに私は道民ではない

 

 

 今朝は珍しい事に

朝食(らしきもの)を食べて出社した

 家族が買ってきた串団子だが、

醤油のメーカーさんが作ったというものだ

 甘めの醤油タレが焼かれて香ばしく、

素朴ではあるが実に懐かしくてうまい

 

 

 

 

 実はその昔(20代の頃)私は、

屋外テナント(露天)をやっていた時代がある

 正確には(後輩にやってもらっていた)なのだが、

私のパイセン(先輩)が間借りしていた、

あるスーパーセンターの屋外テナントを出るというので、

私がそのあとを強引に引き受けたのが発端だ

 私は本業の仕事があるので、

自分で表立ってやれるはずなどない・・

 場所と機材、テントなどの経費は私が用立てして、

後輩(当時は無職)を担いで営業させたのだった

 そこで焼鳥や団子を販売していたのである

 先輩が営業していた際の売上は100万円前後だったので、

そのまま他人に譲り渡すには惜しいと思ったのが発端だ

 計算上は原価含め半分以上は利益として残るはずなのだ

 ※実際にそうだった

 

 

 もちろん私にそんな経験があるはずもなく、

居酒屋を経営する同級生にノウハウを教わった

 手がかかるのは串の仕込みだが、

メインのもの(鶏肉・豚バラ)だけ串を手打ちして、

あとは冷凍の仕掛品を使用した

(当時仕事のない夜間で作業していた私)

 スーパーのテナントだけに、

そこまで高度のクオリティは不要だったのだ

 売上はパイセンの様にはいかなかったが、

それでも70万円前後は維持していた・・

 余談だが、

屋外テナントとて当然保健所の許可を取る必要がある

 現場での仕込みや調理は基本厳禁だ

 

 

 その際だが、

スーパーセンターの専務さんが、

私の手掛ける(串団子)を特に気に入っていて、

しょっちゅう使いを寄こしては

10本纏めて買っていくのだと聞いていた

 焼き鳥も団子も(焼タレ)は

私自身が苦労して開発したのもだったので、

非常に嬉しく思ったものだ・・

 

 

 ちなみに焼き鳥のたれや団子のタレと言っても、

開発するまでには何十リットルもの醤油を使用した

 費用も相当かかった記憶があるが、

出来上がったものはそれなりに自信があり、

以降も時々作り置きして自家用で楽しんでいる

 

 

 参考までに、

タレのベースは同級生に教わったが、

同じ材料を同じ分量で使用したとしても、

絶対に同じ味にはならないものだ

 煮込む時間や、材料を合わせるちょっとしたタイミングで、

味にえぐみやばらつきが出るのだ・・

 美味しいたれを教わったとて、

簡単には真似できないし、

事実私も結局はベースの醤油含め

完全なオリジナルと化してしまった

 増して継ぎ足しのタレはその店の味

 楽して同じ味を求めようというのは

実に虫が良い話なのだ

 

 

 今朝は久しぶりに醤油味の串団子を食べて、

その事をふと懐かしく思い出した

 

 

 ちなみにそのテナントは2年間営業し、

私もかなり仕事が多忙だったので、

そのまま機材ごと後輩に引き継がせたのだが、

串打ちが億劫だという理由で

簡単にテナントを手放してしまったようだ

 正直に言えば馬鹿な奴だ・・

 頑張ればそれなりに収入を得られたし、

店を構える事も出来たろうに・・

 まあその後輩も疎遠になったので良いのだが、

若気の至りとはいえ、

高校すら卒業しなかった者(後輩)にとって、

人生そうそう多くのチャンスはない・・

 

 

 話が逸れたが、

何かやるにあたって考えるだけなら誰でもできる

 実際に取り掛かるには勇気と決断がいるものだ

 私は思い立ってからたったの3か月で開業にこぎつけたが、

素人だからと漠然とした理由で事をあきらめるタイプは、

何をやっても大した成功はしないと思う

 

 

 私のようなものでも、

やる気さえあれば、

小さなことぐらいは出来る事を

周囲に証明したのだ

 今でも何かやろうと思えば、

小銭を稼ぐ程度の事は問題なくやれると思う

 

 

 手前みそではあるが実際私に触発され、

友人二人が飲食店の経営を成功している

 個人店ではあるがいずれもそれなりに繁盛し、

かれこれ開業20年が近いのではないか?

 うちの一人は居酒屋経営だが、

やはり私にタレのレシピを聞いてきた

 私もそうだったように、

開発の苦労を知らないので安易に教えを乞うのだが、

同じものは出来ないよとくぎを刺しアドバイスした

 もっとも今飲食店を会合しようと思えば、

当時とはハードルの高さが全く違うのだろう

 

 

 団子のタレを完成させたとき、

そしてそれがお客さんの支持を受けた時・・

 どんなにうれしいかは、

経験した人でなければ分からないだろう

 

 

 しょうもない話題だったが、

懐かしく書かせて頂いた・・・

 窓際のBlues・・団子やの元オーナーでもあった(笑)

 

 

 日中意外と寒かったので、

ランチは暖かい蕎麦にした

 (鶏ごぼう天蕎麦)だが如何にも地元らしいメニューだ

 

 

 

 鶏ムネ肉使用の天ぷらと、

ごぼうの棒天ぷらが其々2つずつ・・

 鶏天はムネ肉だけにさっぱりの味わい

 ごぼう天は繊維が少ない感じで食べやすかったが、

私はささ掻きされた(かき揚げタイプ)が好みだ

 

 

 いずれにしても456kcalしかないので、

身体にもヘルシーなランチであった

 

 

 今週は暖かくなるらしいが、

私はさらに暖かい沖縄に飛ぶ

 久しぶりの(沖縄そば)も楽しみだが、

観光でもないのでほどほどに楽しんで来ようと思う・・・【完】