この記事は◆◆メメント・モリ②◆◆ の続きです。
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◆◆メメント・モリ②のつづき◆◆
つまりKさん、
トレーラーの腹へCB750もろともハイスピードでつっこみ
ショック死?してしまい…葬式当日、いよいよお別れの時…
棺桶に釘を打ち付ける音でハッと生き返ったというのである。
(…んなあほなぁ…)と今となっては思う部分もあるけれど…
当時は、というより、いたってマジな目つきのKさんを目の前に
しては、そんな疑いようもなかった…。
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Kさん「ちょうど事故の一週間前うちのばぁさんが死んどってなぁ」
ブル「…???…おばぁちゃん…ですか?」
Kさん「せゃ、そのばぁさんがな、何でか知らんけど立っとってな、
『あんたはまだこっちにくる人間と違います、行きなさい』
…いうてな、追い払われてしもたんや…」
ブル「…は、はぁ…」
Kさん「でな、光の差す方へどんどん向かっていったら…
…フッと気ぃついたんゃ…」
ブル「ほな、そのおばぁちゃんがおらへんだら…」
Kさん「せゃなぁ、みんなゾロゾロあっちへ向かって行きよったし…
多分、三途の川渡って、あの世へ行っとったんやろなぁ…」
ブル「そんなら今頃、天国やったんですかねぇ~」
Kさん「あほぅ!せやけどな、それからが大変やった…病院でな…
壁の向こう筒抜けに見えるんや…何してるとかはっきり…
それにな【あ、この人…もぅながないなぁ…】とふと思たらな
数日のうちに亡くなってしまうとかな。あ、病人だけちゃうで
見舞いに来てくれた人とか医者もな、健康な人でもや…
もう今では壁の向こうは見えへんけどな、人の強い弱いは
ふと感じるときがあるで。さっとすれ違った人でもな…」
ブル「…あの~ほんなら…僕は…」
kさん「んーまぁあんたは当分心配せんでえぇやろ 笑
でもな、お陰で色々考えた…今までまんま極道みたいな
生活やったけど、ホンマにそれでえぇんか、とかな…
どうせみんな人は死ぬんやし…俺のはいっぺんは死んで
神様からオマケでもろたような人生やしなぁ…
ほんでちっょとでも人様の役に立てたら思うて、今の仕事
始めたんや…」
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Kさんは今、人が生きるのに最も基本的なこと=食品関係の仕事
をしている。
Kさんの知人が動物霊園を始めて大はやり?したのもKさんの
一言がきっかけらしい…
僕が仕事を始める時には、「そこで勤めるなら住むんは□□や。」
といっていたが…果たしてその通りになってしまった…
ちょっと珍しいその地名の読み方すら僕は知らなかったのに…