今日は、花粉症のシーズンに大人気のAll-c.アリウム・ケパです。
しかしながら、花粉症にお奨めのレメディは、All-c.アリウム・ケパばかりではありませんので、セルフケアでお使いになられる場合には、レメディをよく吟味なさってくださいね。
その1
その2
今回のAll-c.アリウム・ケパのマテリアメディカは、10年前に、ブルーローズの皆で、42種レメディキットの勉強会をしていた際に、最後のほうで勉強したレメディですので、身体症状が異様に?詳しくなっています。
すべての症状をレパートリー(症状別辞典)で一つ一つ調べて、点数(1点~4点)まで書き込んでいる資料でした(笑)。
ブログでは、もう少し簡略にしてからお目にかけるべきとは思いましたが、実際には、このようなマテリアメディカが勉強に使われていることを、一度皆さまのお目にかけるのも面白いかもしれないと思い、そのまま掲載させていただくことにいたしました。
ちょっぴり詳しすぎるマテリアメディカを、どうぞご覧ください♪
All-c.アリウム・ケパ
植物。赤タマネギ。ユリ科の多年草。
特に関係の深い部位 (レメディは全身に関係するものです)
粘膜(上気道・眼・鼻・喉・腸・膣)・神経系組織・左側・左から右へ
主な精神的特徴
精神の非常な鈍さ。
眠気と倦怠感を伴った放心状態。
集中力の欠如。
午後に悪化。鼻カタルと不安を伴う。
混乱 コーヒーを飲んだ後、ワインの後で、眠気とともに。
憂鬱。無関心。
理性がない。物事を秩序立てて考えられない。
非論理的。無規律。
新しい意見や刺激の影響を受けやすい。
痛みに敏感。痛みに耐えられなくなることに対する恐怖。
病気が治らないのではないかと恐れる。
親族が認識できない 。
主な身体的特徴
多量の鼻水。
粘液質タイプ。分泌物が多い。水ぶくれ。
頭部のうっ血・膨満感・鼻詰まり・腫れなど。
目・鼻・口・喉・腸・膀胱・膣などの粘膜や皮膚の焼けるような感覚と刺されるような痛みが特徴。
症状は左から右へ移行。
足が濡れることによる不調(腹部の疝痛・痙攣。尿閉)。
身体の様々な部分がほてる感覚(頭部・腹部・直腸・尿・皮膚)。
鼻炎・アレルギー性鼻炎
鼻汁は刺激性 流涙は非刺激性(Euphr.ユーフラシアと反対)。
頻繁な激しいくしゃみ。
鼻からは焼けるような灼熱感を伴う大量の水様性の鼻水がぽたぽた落ちる。
皮膚をすりむくような不快な臭いのする分泌物が左鼻腔から右鼻腔へ拡がる。
夏の終わりに悪化する花粉症。鼻の中の皮が剥けて・上唇が赤くなってひりひりする。
風邪 鼻感冒。上部気道炎が下方へ移動しやすい。
上気道から喉、気管支、胸部に症状が早く進んでいく(要注意)。
激しい喉頭のカタル性炎症。猫流感
頭部 充血。膨満感。鈍く重たい感じ。前頭部の痛み。頭蓋骨の痺れ。
頭痛は月経中は停止、終了すると痛みが再開。頭痛時に目を閉じる。
目 赤く焼けるよう。痛み。結膜炎。重い感じ。充血。多量の涙。まぶしがり。あくびの時、近くの物が遠くに見える。文字が小さく見える。目の周りが腫れる。こすりたい。痒い。目が鈍い。盲目。霧。
鼻 匂いに敏感。花・バラの匂いから鼻感冒。鼻の付け根に塊があるよう。鼻のポリープ。鼻詰まり右
耳 中耳炎。放出。化膿。耳痛。耳鳴り。咳の痛みが耳・喉に広がる。
呼吸器系 嗄れ声。鼻声。短い空咳。絶え間ない痙攣性の咳。疼痛を伴う咳。百日咳。冷たい空気でゼイゼイと苦しそうな呼吸。ざらざらしたむずむずする咳。喉のひりひり裂けるような痛み。痛みを和らげるために喉をつかむ。激しい喉頭炎・痛み。喉頭がむずむずする。喉に塊があるような感覚。喉頭の狭窄、咳の間。クループ。
消化器系 腹部の痛み、食後。膨満感。鼓腸による疝痛。腹部がゴロゴロ鳴る。げっぷ、特に朝。しゃっくり。くさい放屁、朝。放屁で好転。座る・歩くと悪化。下痢を伴う腹部疝痛。胃炎。胃の痙攣性の痛み、歩くと好転。胃の空腹感。食物の停滞。吐き気を伴う幽門部周辺の痛み。下腹部の痛み、左。肝臓・鼠蹊部・へその痛み。切るような、裂けるような、押さえるような、引っ張られるような痛み。体を二つ折りにしなくてはならない。口蓋の渇き。吐き気。嘔吐。便秘、無駄な急き立て。肛門の引き裂くような痛み・亀裂・痒み。痔疾。脱肛。血便。軟便。腹部・鼠蹊部のヘルニア。
泌尿器系 膀胱と尿道の虚弱感。排尿量の増加。膀胱炎。有痛性排尿困難。尿の停留。頻尿。尿道に圧迫感と焼けるような感じ。膀胱の痛みに敏感。尿滴下。性交後に前立腺痛。赤い・泡の多い・表皮ができる尿。
神経系 神経痛。神経炎。神経腫。顔、頭、首、胸など、体の左右交互に灼熱感のある鋭い痛みが走る。神経損傷・切断・外科手術後に、断端神経痛(幻肢痛)。細い糸のような神経痛。針で突き刺すような痛み(顔の麻痺、左側。同じ側の四肢も)。かかとの擦過傷・靴擦れ・潰瘍。不自由な関節、四肢、特に腕が痛んで疲労する。
睡眠 過度の眠気、朝。眠気と頭痛を伴うあくび。多くの夢を見る。午前2時に目覚める。常に眠ったような状態。周囲の状況に無関心。認識していない。
皮膚 皮膚に赤い筋が走る。ひょうそ。
生のタマネギ・ニンニク・生のもの・野菜を欲求。
極度の喉の渇き(熱の間は喉が乾かない)。
むさぼるような食欲。
アレルギー体質(桃アレルギー、匂いや皮膚接触)。
【好転要因】
新鮮で冷たい外気② 涼しい部屋 動き 冷たい飲み物 放屁
【悪化要因】
暖かさ 暖かい部屋 風通しの悪さ 夕方 夜(18時~22時) 湿った寒い気候 冷たい風 暴風 気温の変化 足を濡らす 歌う きゅうり サラダ 目をこする 秋 春 コーヒー ワイン 暖かい食べ物
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クラシカルホメオパシーのレメディは、
自然治癒力を刺激するだけのものですが、
海外では、正式に医療として認可され、
医療現場で広く用いられています。
副作用がなく安全で、
お子さま、妊婦さま、ご高齢の方まで、
皆さまに安心して服用なさっていただけます。
お薬との併用も可能です。