ブルーローズのブログは、クラシカルホメオパシーについて知りたいという方のために、発信しているブログです。
これは、以前の記事です
新型コロナのひとつの症状として、歯の痛みを感じる方がいらっしゃいます。
また、痛みまではいかないものの、知覚過敏になったり、違和感を感じたり、などの症状が出る方もいらっしゃいます。
「子供が歯を痛がっているのですが、こんな時（新型コロナ流行時）なので、歯医者さんに連れていく勇気がありません。何かよいレメディはありますか？」
というお問い合わせをいただきました。
「お子様は、歯茎を痛がっていらっしゃいますか？
それとも、歯の神経が痛む感じでしょうか？」
お子様のお口の中をのぞいてくださったお母様が、
「神経というより、歯茎が赤くなって痛むようです」
とおっしゃいました。
「それでは、４２種レメディキットの中の、Merc.メルク３０ｃを服用なさってみてください。」
とお伝えしました。
服用後、お子様はぐっすり眠ることができたそうです。
（これは、個人の感想で、効果・効能を保証するものではありません）
今のこの時期、確かに歯医者さんへ行くのは、少し考えてしまいますね…。
ホメオパシーレメディによるセルフケアは、とても有効で、緊急時にはありがたいものですが、あくまでも応急処置です。
虫歯自体の修復まではできませんので、症状が続くようでしたら、病院へ行かれてくださいね。
今日は、「歯の痛み」に関するレメディについて、お話させていただきます。
ざっと見て、４２種レメディキットの中に、関連レメディは１３種くらいあるのですが、今日は代表のレメディを３つ取り上げます。
まずは、上記のお子様の歯茎の痛みに用いたレメディです。
① Merc.メルク
歯茎が化膿したり、歯茎から出血がある時に。歯肉炎。歯の根元が緩んでいる感覚。
歯科治療後に風邪をひいたり、口内炎ができたりする時に。歯茎の潰瘍。
唾液が多量に出る。口臭がする。舌がたるんで歯型がつく。
味覚の異常を伴うことも
（＊新型コロナの味覚異常の場合は、Phos.フォスフォラスの服用をお奨めします）
刺すような、焼けるような痛み。喉の痛みを伴うことも。
こめかみやリンパ腺の痛み。
喉が渇きやすい。冷たい水を多量に飲む。
多量の発汗。
痛みは夜に悪化しやすい。
適度な温度で好転（暑さ・寒さに弱い）。
② Hyper.ハイペリカム
神経性の痛みに。ズキズキ突き刺すような痛み。神経に沿って痛みが走る。
抜歯や、神経を抜くなどの歯科治療後、痛みや不快感がある時に。
麻酔が切れた後の、神経の痛み。
神経を扱う歯科治療の前に服用しておくのも効果的。
安静で好転。
動き・接触・寒さ・湿気で悪化。
③ Cham.カモミラ
「もう我慢できない！」というほどの激しい痛みに。
耐えがたい痛みのために、極度に神経過敏になり、イライラして怒る。
頬まで赤くはれる。
子供が歯の生え始めで、イライラしている時。大量の唾液が出る。抱きかかえると好転。
人がそばにいることを嫌う。触られたくない。
コーヒー・温かい飲食物・夜間・冷たい風で悪化。
（＊Cham.カモミラは、「もう我慢できない！」とギリギリの状態になっている時に、用いるレメディです。
そうでない神経の痛みには、②のHyper.ハイペリカムのほうを、服用してください。）
他にも、いろいろご紹介したいレメディがあるのですが、今日はここまでとさせていただきます。
（口内炎・歯質の強化等につきましては、別途お話させていただきます）
ブルーローズの勉強会では、「もう少し詳しい」レメディの使い方を学んでいます。
一般に出回っているセルフケア本よりも、かなり詳しい症状を学ぶのですが、そのほうが、結果的には「より適切な」レメディが早く選べるようになるからです。
「レメディを飲んでみたけれど効かない」
という声を、よく耳にしますが、それはレメディのことをよく知らず、「適切な」レメディが選べていないからです。
「飲んでも効かないから、レメディは、ただの砂糖玉で、プラシーボ効果！」
なんて声も聞きますが、そうおっしゃる方が陥っている状態は、
頭痛の時に便秘薬を飲んでも効かない、というのと同じです。
少しだけしっかり学んで、レメディに詳しくなりましょう。
そうすれば、あなたも快適ライフを手にすることができますよ (*^^)v
それでは、次回もお楽しみに (^^)/
これは、イギリス王室御用達のファーマシー製造の家庭用常備薬です
クラシカルホメオパシーのレメディは、
自然治癒力を刺激するだけのものですが、
海外では、正式に医療として認可され、
医療現場で広く用いられています。
副作用がなく安全で、
お子さま、妊婦さま、ご高齢の方まで、
皆さまに安心して服用なさっていただけます。
お薬との併用も可能です。