【要 旨】
「Windows11への移行条件の判定基準は妥当か?/企業エゴ丸出しの恣意的な基準で、足切りを強行するMicrosoftとIntelの意図は何か?/PCの寿命4年足らずに納得するか?/PC買い替え需要数兆円は、「長年の反貢献・裏切り=ユーザへの加害」に反する「窃盗強奪金・恐喝金」だ!/Windows11への移行を拒否する「足切り条件」に納得出来ないPCユーザの対応方法は?」
【Key-word】
[勝手都合のよい屁理屈]、[単なるユーザ切捨て策]、[PC寿命4年未満強要]
【投稿者コメント】
【1】Windows11への移行条件の判定基準は、誰もが納得する、合理的、論理的、妥当な、正当な、「基準」と云えるのか?/不合理な、いい加減な、恣意的な、御都合主義的な、「基準=足切り条件」を強行する、MicrosoftとIntelの狙いは一体、何なのか?
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gyokai/1334936.html に依れば、現在の個人用PCの約50%が、Windows11への移行要件を満たさず、最新PCへの買い替えが必要と報告している。
なんと、「Microsoft御大(おんたい)の御託宣アプリ=人様のPCの家(や)探し糞アプリ」で、「当該PCは、Windows11への移行要件を満たさず、最新PCへの買い替えが必要です!」と、Windows11へのUpdateを拒否されるのだそうだ!
前回報告の https://smcb.jp/diaries/8552294 で、証拠の添付画像を提示して、「Intel_CPUの世代数の制約」のみに抵触しただけで、他の全ての移行条件は満たしているのに、移行NG!の判定が出た!と報告している。
主な物理的条件が10項目で、残り1項目が「CPU世代数」だから、物理的な、IT要件は全てOKなのに、「名目項目」の「世代数」だけが、NOと云うのは、とても合理的な、機能的な、妥当な「判定条件」とは云えないだろう。
「世代数が古いから、能力不足、性能不足のCPUだ!」と説明されても、他の物理的能力・性能を示す、判定項目の10項目が、なぜ、妥当な能力・性能を持つ(OK)と判定されたのか?
これでは、「CPUの世代数」と、他の10項目の物理的判定条件とは、何ら、因果関係が無いと云う極めて、不合理な、いい加減な、恣意的な、御都合主義的な、「足切り条件」と云わざるを得ない。
とにかく、MicrosoftとIntelは、難癖でも、非合理的でも、恣意的でも、とにかく、多数の旧型CPUを廃棄させて、新規PCを買わせて、売り上げ収入の拡大と旧式PCの維持管理コストの削減に依って、事業収益を拡大させようと云う、陰謀・共同謀議・企(たくら)みだ。
ここで、幾ら、多くの旧式PCのユーザからの非難・クレーム・告発を受けても、MicrosoftとIntelは、この「Windows11への移行にかこつけたユーザ切り捨て」を強行するつもりだ。
◇
ここで、勘違いしてはいけない事がある。
今回のWindows11への移行拒否の足切りの基準は、「第8世代以降のCPU搭載PCのみを移行対象とする」と云う事であり、「PCの寿命=4年未満」と定めた点だ。
今回のWindows11への移行に限った、「PCの寿命=4年未満」ではなくて、Windows11に於いても、「PCの寿命=4年未満」は適用されるから、今回、新規にPCを買い替えても、新規PCは、4年足らずでお払い箱の廃棄処分になる!
ゆえに、「今回のWindows11の足切りにならずに、うまく、Windows11へ移行出来た! 今回の足切りは関係ない!」などと安心してはいけない!
今回、難を逃れた、あなたも、4年経ったら、「今日の50%ユーザ=移行不可ユーザ」に仲間入りと云う訳だ!
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さらに、云うと、MicrosoftとIntelは、Windows95以来、26年間もユーザを裏切り続けてきたから、今年暮れのWindows11から、「Windows Update等のバグが1/10以下に削減されて、ランサムウェア等のネットワーク攻撃も迷惑メールも1/10以下に削減される等とは、思わない方がよい。
Windows11では、OSの基本部のカーネルを大きく、改変するから、新規のバグや脆弱性が多数、作り込まれる可能性もあり、却って、OSとしての品質・機能性・安定性・安全性・操作性等が大きく、損なわれる可能性さえある。
現段階で、MicrosiftやIntelは、Windows11で、品質や安全性が、現行の10倍以上に改善される等とは明言しておらず、実際の、真の、品質や安全性は、使用してみない限り、判明しないが、現段階より、改善されると云う保証は皆無であり、むしろ、改悪される可能性の方が高い。
【2】日本だけで、今回のWindows11への移行を拒否する「足切り需要金額」は?/MicrosoftとIntelは、Windows95以来、26年間、PCユーザへどの様に貢献したのか?/今回の買い替え需要金額は、「長年の反貢献・裏切り=ユーザへの加害」に見合うものなのか?
いい加減な、恣意的な、企業エゴ丸出しの「足切り条件」に納得しないユーザが取れる対応方法は、どの様なものがあるだろうか?
皆が皆、約15~20万円のPCを家族の人数分(家族数4人だと60万円/1所帯)、たやすく、払える家庭は少ないだろう。
「足切りを強要=買い替えを誘導される」対象は、PC所有者の約半分と云うから、総額が巨額になる。
ここで、日本人約1億人の、高校生~老人までの約70%がPCを所有しているとしたら、
なんと!買い替え強要需要は、【1億X65%X70%X50%X15万円/1人=3兆4千億円/日本】也
もっとも、まともな、買い替え需要ではなく、MicrosoftとIntelの教主様の勝手な、御託宣に依る、お告げの総額だから、文字とおり、勝手な、皮算用=目論見(もくろみ)金額である事は確かだ。
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Microsoftは、散々、Windows Update等でバグを出し続けて、Windows95以来、26年間もユーザを裏切り続けて、ランサムウェア等のネットワーク攻撃を誘引し、挙句の果てに、Windows10のモニタ階調表現の致命的バグで、MRI/CT画像診断を止めて、日本国民へ、「命に関わる被害」さえも与えている!
日本だけで、3兆4千億円もの、「買い替え需要金額」は、こんな、Microsoftの悪行・体たらく・ユーザへの裏切りに見合う、「御褒美=謝礼金」と云えるのだろうか?
はっきり、云って、今回の3兆4千億円もの、「買い替え需要金額」は、「反社勢力=893」の「みかじめ料」=「強奪金」=「恐喝金」そのものじゃないのか?
【3】Windows11への移行を拒否する「足切り条件」に納得出来ないPCユーザの対応方法は?
Microsoftの、こんな、「勝手な御託宣=古いPCは廃棄してPCを買い直せ!」に、結諾々(ゆいだくだく)と従う、PCユーザは少なく、大抵のユーザは、「あまりにも勝手過ぎる! これじゃ、泥棒の居直り、そのものやんけ! Windows PCの買い替えを拒否する!」となるのが当然だ!
こうした、Windows11への移行を拒否する「足切り条件」に納得出来ないPCユーザの対応方法は以下の通りだ。
①とにかく、現行のWindows10は、あと、約3年間は使い続ける事が出来るから、買い替えせずに、現行のWindows10のまま、使い続ける。
②もう、こんなWindows OSには見切りを付けて、Mac OSやLinuxやChrome OS等の「他のOS」、「他のPC」へ乗り換える!
③PC業務、そのものを見直して、IT端末は、iPhone、Androidスマホ、iPad等のタブレットに限定する。
④寿命の短いWindows PCを使わないといけない業務・用途があれば、Windows PCの買取は止めて、リース・レンタルに変更する。
⑤寿命の短いWindows PCを人数分、用意するのは無駄だから、家族・所属で、1台/2人~3人で共用する。
⑥クライアントPC、デスクトップPCのアプリとデータをデータセンターのクラウド・サーバーへ移行して、家庭や職場では、シン・クライアントと云って、小規模のCPU・メモリ・ディスクを搭載した、通信機能を強化した、スカスカのPCを用意して、演算・データ処理やディスクへの記録は、全て、データセンターのクラウド・サーバーで行い、端末側では、データ入力と処理結果の表示・印刷と通信のみに限定する。
いわば、「スマホ」に「キーボード」と「中型モニター」と「マウス」を追加した形態の「シン・クライアント」へ乗り換える。
⑦AI機能や仮想化機能に特化した、新規のOSとCPUを開発して、セキュアで、軽くて早くて、使いやすいクライアント・デスクトップ・システムを実現する。
◇
ここで、実現の可能性が高く、極力、リソースの掛からない対処方法は、②の他のOS、CPUへの乗り換えと③のiPad等の活用ゆえ、当方も、Windows10から、MacOSとM1X及びM2_CPUを搭載した、MacBook Pro及びMacBook Airへの乗り換えを検討中だ。
実際の乗り換えは、実際に、M1X及びM2_CPUを搭載した、MacBook Pro及びMacBook Airが販売開始されてからとなるが、それまで、4K外付けモニターとiPad Airを有効活用すべく、「Apple Magic Keyboard-日本語(JIS)」と「Apple Magic Trackpad 2」を発注して、刻々と、「Windows脱出→林檎機への乗り換え」を進行させている。
「重くて、遅くて、無駄にリソースを喰い潰して、バグだらけ、マルウェアや迷惑メールだらけの糞OSと糞CPUとは、おさらばだ!」・・・
添付図_iPad Airの画面を「Lightning to HDMI変換アダプター」経由で、4K外付けモニターへ給電しながら出力した事例(左図はホーム画面の出力事例、右図はSafariの4K動画の全画面出力事例)
【4】そもそも、そんなに、高性能のCPUが必要なのか?/全CPUユーザがAIアプリや動画編集アプリや数値シミュレーションの様な高負荷のソフトを動かすのではない!/用途に応じた、軽くて、早くて、リソースを無駄食いしない、使いやすい、高効率の、安定した「OS」と「CPU」を提供すべきだ
21H2では、大規模・新規機能実装と喧伝していたのに、GUIの手直しにお茶を濁している。
「左下隅のスタートボタンとスタートメニューを中央に寄せたら、巨大なCPU負荷が必要になる!」とは、笑える!
MicrosoftとIntelの狙いは、長年の願いの、「旧式PCユーザをポイして、維持管理コストをカットして、今後の手離れの良いOSとCPUを提供する道筋を付けて、新規購入顧客を増やして巨利を得ること・・・」を達成することだ。
ユーザから非難が殺到して、「第8世代以降のCPU搭載PCのみをWindows11への移行対象とする」と云う「足切り基準」を、「第7世代以降」へと、すぐに緩めたと云うから、いい加減な、基準である事が露呈した。
Windows10で、6年間も互換性を維持出来たのに、それほどCPU負荷が掛からない、新規機能に乏しい、GUIの手直しに甘んずる、Windows11で、急に、互換性をかなぐり捨てるとは、一体、どう云うこっちゃ?
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そもそも、一般的な個人PCユーザが、「メール送受信」と「Webサイト閲覧」と「WordやExcel操作」程度でPCを使う限り、それほど、CPU性能は必要としない。
こう云うユーザ要件を無視して、資源を無駄喰いする、肥大化・大型化・複雑化するOSやCPUを次々に、押し売りする、MicrosoftとIntelの「強要行為」は、「強要罪」・「恐喝罪」の犯罪行為そのものだ!
老人夫婦ふたりで土日に近所のスーパーへの買い物に軽四輪車を使っているユーザへ、無理やり、8人乗りのワンボックスカーどころか、50人乗りのバスを売り付ける様なもの!
『「独占禁止法」、「反トラスト法」、「SDGs(持続可能な開発目標)」、「CO2削減パリ協定」違反の犯罪行為だ!』などと難しい事を云わんでも、人の道に外れた「非常識・悪行」そのものだ!
「一見の客」ではない、長年の、御得意さんの優良顧客に、「恩を仇(あだ)で返す!」悪行そのものだ!
【5】『ついに、MicrosoftとIntelの最後が始まった!』
ところで、約3年前の年明け早々に暴露された「CPU脆弱性」って、今、どうなっているのかな?
あれほど、世界一斉に、大騒ぎになった大事件の顛末(てんまつ)は、一体どうなっているのか?
現在、解決した事項と未解決の事項くらいは、明確にしてくれんと!
この重大案件を未解決の持ち越し事項として、Windows11へ先送りにする事など、許されないだろうが!
「ユーザ顧客を足蹴に、切り捨てるのなら、てめえらの責任・職責を果たしてからせよ! 切り捨てられるのは、お客ではなくて、責任を果たさないMicrosoftとIntelの方だろうが!」と云いたい!
◇
購入して4年を超えるCPUを搭載したPCは、Windows11と互換性がないから、足切りにすると云うことは、重要部品のCPUの互換性の幅も極小化・狭小化するくらいだから、他のPC周辺機器のドライバーやファームウェアの互換性も極小化・狭小化する事は間違いなかろう。
と云うことは、PCにつないだ周辺機器は、購入してから4年を経過すると、機器のドライバーやファームウェアの互換性がなくなり、全て、最新版への買い替えが必要となると云うことだ。
<<4年おきの買い替えは、PC本体だけでなく、周辺機器も含むとなると、PCユーザは、PC作業の維持の為に、4年毎に、すさまじい・巨額の出費を強いられることになるから、PCは限られた裕福層にしか使えないと云うことになる。>>
ここで、もし、トヨタ自動車の豊田CEOが、「自動車には、大出力のエンジン・モーター・蓄電池を搭載するようにしますので、寿命は4年未満となり、お客様は、4年おきに買い替え頂くことになり、4年を過ぎた自動車は中古車として再販する事は出来ず、全て、廃車になります!」と公示・公告したら、どの様になるか、想像してほしい。
全ユーザから、『なんだと、4年おきに、廃車ゴミの山を築くとな?! 何が、「人と地球にやさしい車つくり!」か、ふざけんな! これじゃ、「地球を破壊し、人を陥(おとしい)れる車つくり!」じゃないか?!』と非難轟々(ごうごう)だろう!
自動車とPCの共通事項は、どちらも、「多くのCPU・基盤を含み、周辺機器が多く、関連業種が多く、(少なくとも最近までのPCも)ライフサイクル製品と位置付けられていた」と云うことだ。
『ゴミとして棄てられのは、ユーザ顧客のPCではなくて、とても正気の沙汰(さた)とは思えぬ、こんな不埒(ふらち)なことをぬかす、MicrosoftとIntelの方だろうが!』と云いたい!
◇
今回のMicrosoftとIntelの悪行は、まさに、「御愛顧頂いた、長年の、御得意様へ、恩を仇(あだ)で返す悪行」であり、利益最優先の、顧客への責務を果たさぬ、企業エゴむき出しの
悪行だ。こう云う悪行を平然と強行すると云うことは、『ついに、MicrosoftとIntelの最後が始まった!』と云うことだ!