次期大型Updateの、Windows10 21H1で、Windows Updateが壊れた! | bluerose-is-ephemeralのブログ

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近年になって、ついに「青い薔薇」の開発成功が伝えられました。この世にないもの、と云われてきた「青い薔薇」。
あなたにとっての「青い薔薇」とは何か、本ブログを読んで、ぜひ見つめて頂きたいと思います。――それは本当に美しいですか?

【要 旨】

「次期大型Updateの、Windows10 21H1で、とうとうWindows Updateが壊れた!/そりゃ、同じパッチが二度も当たればエラーにもなるだろうよ!/いい加減にしいや! 構成管理も出来ないのかいな?!」


【Key-word】

[混乱に拍車かい?]、[ちゃんと構成管理しろ]、[初期化して改修か?]

【要 旨】

「次期大型Updateの、Windows10 21H1で、とうとうWindows Updateが壊れた!/そりゃ、同じパッチが二度も当たればエラーにもなるだろうよ!/いい加減にしいや! 構成管理も出来ないのかいな?!」


【Key-word】

[混乱に拍車かい?]、[ちゃんと構成管理しろ]、[初期化して改修か?]


【投稿者コメント】

 以下の報告は、「次期大型Updateの、Windows10 21H1の、Windows Updateで、同じパッチが二度当たって、エラーが発生した!」と云う報告だ。(添付図1参照)

 パッチ施行時に、進捗表示が、「0%→20%→44%→100%」と表示されて、エラー表示となる事は、米国のWebサイトでも報告されているから、特異なPC環境のせいとは云えないだろう!

 パッチ施行システムのWindows Updateの履歴データが破壊されたと云う事象ゆえ、Microsoftは今後、どの様に修復するのだろうか?

 修復するには、Windows Updateを初期化=イニシャライズするしかないと思うが・・・

添付図1_「21H1でKB5000842のパッチが二度も当たって、エラー0x800f081fが発生!」


【追記】(2021年3月27日)

 現状がどうなっているか不明だが、単に、Windows Updateサーバーに上程するパッチの取り違いなら、それを正すだけで修復可能だが、PC側のWindows Updateの履歴データが破壊しておれば、それを修復・初期化する操作が必要となり、それを行うパッチをMicrosoftが早急に提供・公開出来るか否かが懸念される。

 最悪、今後提供されるWindows Updateのパッチが適用出来ない様な状況なら、Daily Backupを用いて、当該パッチが当たる前日の状態にRestore(復旧)するだけだし、それでも、復旧が難しければ、大型Update適用前に、Backupを用いて、戻すだけだ。

 近日中に、本件のバグの詳細・対応策が、Microsoftから公開・公示されるので、実際の対応は、それを待つ事にしたい。

 これから、5月の正式提供に向けて、現状のアルファ版の試供・テスト版から、正式提供版にブラシュアップする重要な手立て・手段である、Windows Updateの深刻バグだから、Microsoft自体が自ら、開発の阻害・妨害をやらかしている様な、体たらくだ。

 


【追記/その2】(2021年3月28日)

 MicrosoftフォーラムでのMicrosoftの発言に依ると、「Microsoftは当該バグを承知しており、近々、次のパツチ提供(4月)で修復パッチを提供する予定であり、当該バグはPCディスク内のクリーン処理(テンポラリファイルや不要レジストリ等の不要ファイル一括削除処理)を実行した場合に発生する」との事。

 このバグが発生する前に、Microsoftは、Microsoftフォーラムで、「Windows10のトラブル回避の為に、ディスククリーンソフトの使用は推奨しない」等と意味不明の発言をしていたが、この発言の時点で、Microsoftは、「Windows Updateでテンポラリファイルや不要レジストリを使用しており、ディスククリーンソフトでこれらの不要ファイルを削除すると、Windows Updateで致命的なバグが発生する」事は把握していた事になる。

 そもそも、Windows Updateの履歴管理データをテンポラリーファイルや不要・未使用レジストリに書き込む処理が、有り得ない、NG処理、御法度(ごはっと)処理だから、MicrosoftのITレベル・コーディング規約の体たらくぶりを示すものだ。

 なぜ、こんな異常処理がまかり通ったのかと云うと、Windows Updateの処理方式の検討・試行の段階で、試作ソフトで便宜的に、ローカルで、一時的に、テスト的に、Windows Updateの履歴管理データを仮に、テンポラリーファイルや不要未使用レジストリに書き込んでいたテスト用ソフトがうまく処理出来て、正式提供版へ格上げ・上程する際に、コーディング規約に則った、所定の、規定の、ファイルやレジストリに書き込む様に、修正する事が、欠落・失念したのだろう。

 云うなれば、ビルド・実装時の組み込みソースのコードチェックがズサンだったと云う事だ。

 こんな理由・原因のWindows Updateのバグは、Windows10の初期の頃に、頻発して、Windows Updateの都度、履歴データの初期化・再構成を行っており、最近、ようやく、Windows Updateが落ち着いたと見られていたのに、同様バグ再発のデグレートだから、進歩・工夫・反省のかけらも無い駄目ぶりだ。

 Microsoft御推奨・御謹製の開発環境のVisual StudioやMicrosoft Azureを使ってソフト開発を行うと、コーディング規約を無視した、御法度の、NGソフトが作れてしまうと云う事が露呈された!

 納期・開発スケジュールに追われれば、ビルド前のコードチェック機能もOFFにして、ビルド出来てしまう!



【追記/その3】(2021年3月30日)

 Microsoftは、4月の月次Windows Updateで、本バグの修復パッチを提供すると云うが、今まで、「修復」と云いながら、まともに修復出来た事は少なく、不完全で別の条件でバグが再現したり、その修復パッチで別のバグが発生したりと、Windows Updateの深刻バグは数年間も続いている。

 今回の4月の月次Windows Updateで提供予定の修復パッチでは、Windows Updateの履歴データを初期化・再構成すると同時に、PC内やWindows Updateサーバーと整合性が取れる様に、矛盾なく、網羅的に修復する必要があるが、今までのMicrosoftの対応では、完璧に修復出来るとは思われず、以下の対処を行って、4月の月次Windows Updateで提供予定の修復パッチには依存しない事にした。

 せっかく、手動で、Windows Updateを修復した訳だから、4月の月次Windows Updateで提供予定の"修復"パッチが、今回の修復作業を台無しにして、さらなるWindows Updateのバグを起こさない様に願うばかりだ。

 "パッチ"とは、衣類や靴下等の穴や傷に充(あ)てがう、修理用の「充(あ)て布」の事であり、総じて、IT・ソフトウェアの世界では、"パッチ"とは、不具合・バグを修復・補正する、部分的なソフトウェアモジュール・バイナリ実行モジュールの事を云う。要するに、穴(バグ)を繕(つくろ)う為に、充(あ)てがう布切れ(修復用ソフト)が、"パッチ"と云う訳だ。

 ところが、Windows Updateの修復パツチは、こともあろうに、"修復"どころか、空(あ)いた穴(バグ)を塞ぐどころか、さらに、穴(バグ)を拡げる、別な所に、新たな、別な穴(バグ)を開(あ)けてしまい、半(なか)ば、月次Windows Updateは、強制的に適用・実行されてしまうから、『Windows Updateは、最大・最強・最凶のマルウェア・ウィルス・脅威だ!』と云われる所以(ゆえん)だ。

 "修復"パッチとは名ばかりの、"破壊"パッチが、余りにも多過ぎる!

 実行した対処手順は、以下の通りだ。

①「21H1ビルド19043.867(KB5000802)」のパッチで、Windows Updateの履歴データが破壊されたので、Daily Backupを用いて、「21H1ビルド19043.867(KB5000802)」のパッチを施行・適用したより前の日付の状態に、リストア(修復)した。

②「21H1ビルド19043.867(KB5000802)」のパッチが充たる前の状態にしたら、改めて、最新の、履歴データを破壊しない、「21H1ビルド19043.906(KB5000842)」のパッチを適用する。

添付図2_改めて、最新の、履歴データを破壊しない、「21H1ビルド19043.906(KB5000842)」のパッチを適用したら、ちゃんと、PC再起動になる

添付図3_最新の、履歴データを破壊しない、「21H1ビルド19043.906(KB5000842)」のパッチが正しく適用出来て、Windows10のバージョンも「21H1ビルド19043.906」になる

③PCを前の状態に戻したので、この時点から最新までの差分である、「ユーザーデータの、メールデータ、デスクトップデータ、ドキュメント・ピクチャ・ビデオ・ミュージック・お気に入り等のフォルダのデータ等」を、データーコピー等から復旧・上書き追加する。
ここで、これらの「ユーザーデータ」を、Cドライブから、Dドライブ等へ外出し・移動させておいて、外出し・移動させた「ユーザーデータ」をBackup対象から外せば、常に、最新だから、Backupで復旧・リストアしても、「ユーザーデータ」は最新にする必要はない。

※別の標題で、何回も、「ユーザデータをCドライブから外出しして、Backupの対象ファイルとBackup取得時間とBackupファイルを最小化すれば、簡単に短時間でBackupを取得出来るので、日毎の、DailyのBackupが実行可能となり、PCのかなりの不調・トラブルに対応する復旧手段と成り得る」と投稿した。
 いつ襲来するかわからない、Windows Updateのバグ・不具合に、柔軟に、手間いらずで、対応するには、この対応手段は、かなり有効だ。

④PCを前の状態に戻したので、この時点から最新までに、インストール追加したアプリを再度、インストールする。