動物実験と金持ちとラクダ | 日々の雑事の哲学的解釈

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「金持ちが天国に行くのは、ラクダが針の穴を通るより難しい」とイエスが言いました。別に金持ちが悪いと言ってるのではありません。金を持つと傲慢になり自分を無条件に優れた人間だと思ってしまう…それが傲慢だと言ってる訳です。

「動物実験反対!」と叫ぶ人はこの金持ちと同じです。自分はたまたま動物実験と直接関わらずに生きてこれたことを、自分の努力の賜物と思っています。これが傲慢でなくてなんでしょう?動物実験以外の仕事がしたかった医師、薬剤師、獣医師、研究者なんて腐る程いるでしょう。ミュージシャンになりたかったかも、漫画家になりたかったかも知れません。でもなれなかった。

そして運よく動物実験に関わりのない仕事に就いた人が運命や巡り合わせに対する感謝の気持ちを忘れて傲慢になった時、「動物実験反対!」「動物実験やめろ!」なんて声をだします。反対なら黙って医者に関わらなかったり薬を飲まなかったりすればいいのに、何故デモをしたり過激な行動を取りたがるのでしょう。

イエスはある金持ちの青年に「私は親を敬い盗みも姦淫もせず誠実に生きてきました。天国へ行けますか?」と聞かれ、「持っている財産を全て貧しい人に与えなさい」と言いました。青年は悲しそうに去っていきました。

前にも書きましたが動物実験に反対で、動物実験を無くしたい人は、金を寄付しましょう。動物実験に携わる仕事をしてる人に、「私たちがあなたの金を工面します。ですからどうか動物実験をやめて下さい」と言えばいいでしょう。でもそんなことする人は一人もいないでしょう。

金持ちの青年は自分が金持ちだったお陰で悪いことをせずに生きてこれたことを忘れてしまっていたのです。これが傲慢でなくてなんでしょう。こと動物愛護の分野になると傲慢な輩が掃いて捨てるほど現れます。逆にそれほど豊かな人が多いという証しでもあるんですがね。