一流職人はここにこだわる!2流はこんなところに手を抜く | 埼玉、越谷の癒しの空間を与えるリフォーム会社

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住宅のキッチン、トイレ、玄関、リビング、バスルームなどの小規模な修繕から改装、大規模改築工事をてがけ店舗改装工事もおこなっているリフォーム会社です。




こんにちは、こあいざわです。

突然ですが

リフォームは基本的に

高額です。

なので、コンビニでアイス買う感覚で
リフォーム依頼する方はいないと思うのですが、

最近の心配で

高額といえども感覚がちょっとな…

っていう職人が多い気がします。

今回はそのリフォームに携わる職人に
ターゲットを絞ってお話したいと思います。


最近、取引きのある業者さんの頼みで
あるリフォーム現場に行ったのですが、
そこは大工さんとクロス屋さんと
電気屋さんが作業中でした。

例によって3時休憩は丸く囲んでコーヒーを飲む事に。

で、そこでの会話が驚きだったので
シェアさせて頂きます。

「単価が高いの安いの」
の会話はいつものことなのですが、

驚くのは、儲からない現場で

「どれだけ手を抜くか」

を真剣に話していた事。

具体的には糊やビスをなるべく使わない、
遅くなっても1日で終わらせてしまう。

でないと「儲けがない」からなんだそう。

いくらか噂には聞いていましたが、

「居たよ…ここに…」

どうやらうわさは本当だったようです。

これ、全くお客様目線じゃないですよね。

しかも「笑顔で冗談ぽく」ではなくて
「真剣に」なんです。
(どちらでもどうかと思いますが)

職人にとっては深刻な状況の様で
「ついにここまで来たか」と思うと
同時にゾッとしたのを覚えています。

もちろんこの職人たちにはその日だけで
丁重にお帰り頂く様お願いしました。

「結局ほとんどがやり直しで
丸一日かかったそうです。」


建築業界は資材だけでなく、
人件費も高騰していると言われてます。

でもこういう職人がいるのは何故か?
人件費が高騰してるなら儲けだって
それなりに出てるはずって考えるのが普通ですよね。

ところが職人さんには値上がり分が
反映されていない様なんです。

何故かというと、
技術的に未熟であったり、自信のない職人は、
「自分で価格を決められない」人がほとんど。
コミュニケーションを取ることが下手なので、
言われたままの金額を呑むことしか出来ません。

ここからが無限ループの始まり。

一般的な資材は会社から支給されるのですが、
ビスや糊といった「副資材」は職人が
自分で買わないといけない。
自分で買うものだからなるべく使わないように
しかも安くて粗悪なものにする。
支給された資材は何も考えずに無駄に使う。

結果、ゴミが増える

早く終わらさないといけないから
養生にかける時間がない

結果、傷だらけになる

⇒補修、あるいは交換。

余計にかかる資材費、補修分やゴミ代は
無駄なコストになります。

そうなると会社側も無駄にされた分は
回収しようとするから、
職人に払うお金はケチりたいわけです。

で、安くされた分は職人も取り返したい、
さらに手を抜く、でも資材は無駄にする、
会社は補修をしなくてはならない
更に職人に払うお金を少なくする…

こんな事の繰り返しで現場のクオリティは
どんどん落ちていくのです。

会社側
【無駄を出す様な職人はけしからん!】

職人側
【充分な金を貰えない以上手を抜かざるを得ない】

残念ですが、
これには会社と職人双方に問題があると思います。

会社は安く請けている以上、
利益を確保するには職人を安く使わないといけない。

⇒安く請ける事しか手段がないと思っている。

資材を無駄なく使うには、
時間をかけて寸法どりしないといけない。
でもそれが出来ない。

⇒頭を使うことが無駄と思っている。

わかりますか?
これが2流以下の業者達なのです。

コストカットの方法をお互いに
知恵を出し合っていかないと解決などあり得ません。

つまり、工事の総額を安くするという事は
非常に優秀な人たちでないと成し得ない事なのですが、

優秀な人たちはそれだけ利益も要求します。

そうなると単に安い工事は

無理をするだけの人達だけになってしまいます。

そこには

学習も

工夫も

思いやりもありません。

この人達にお客様の想いなど
これっぽっちも伝わらないのです。

リフォームを安くしたいと思うならば
間違いなく上の様な業者が来る事を
覚悟しないといけません。

そして数ヶ月〜数年の間に
あらゆる問題が出るでしょう。

保証だのクレームを付けたところで
対応するのは上記のような思考の人達なのです。
まともな対応はまず期待出来ないと言っていいでしょう。

じゃあ1流の業者とは?

安易に安く請けない、
養生をきちんとする、
資材の無駄を出さない、
1ミリの誤差でも気にする、
必要なところに必要なだけ副資材は使う、
しかも上質なものを。
無駄を出さないから、ゴミも少ない、
ゴミ代もかからない。

めちゃくちゃ高く出しているわけではないのに
利益は充分出ているので、
お客様目線でじっくりと取り組むことが出来るのです。
もちろんクオリティも申し分ないでしょう。

結果、永く、快適な住まいになります。


いいですか?
安いリフォームで
最終的に得をするのはだれだと思いますか?

少しくらい安い工事が出来たからといって、
その後嫌な思いをし続けるのはお客様です。

安く請けた業者は
つぎの現場の事で頭がいっぱいなので
お客様の事など忘れてしまいます。

私は工事が終わって1年後、3年後、10年後と
お客様のところに出向きますが、
クレームを付けられた事は一度もありません。
それどころか歓迎されますし、
喜んで頂けてます。
いい加減な工事をしてたら、
私だったら恥ずかしくて行けません。

どのツラ下げていくの?

って感じで。

どんな業界でも適正な価格というものはあります。

そこから外れたら

得する人は誰もいないんです。

適正価格は安心料が込みになっています。



相見積もりをさせて無駄に価格競争
させることは非常に危険です。

時には大きな事故に発展すること
だってあるのを忘れてはいけません。

それと「軸」がしっかりとある業者を選ぶ。

価格を落としてお客様の顔色を伺うなんて
愚かな思考回路の業者は、
必ずどこかで痛い目に
あうでしょう。
手を抜かなきゃやっていけないんだから。



ありがとうございました。