これだけは言わせて!素人が分離発注、相見積もりやっちゃダメな訳 | 埼玉、越谷の癒しの空間を与えるリフォーム会社

埼玉、越谷の癒しの空間を与えるリフォーム会社

住宅のキッチン、トイレ、玄関、リビング、バスルームなどの小規模な修繕から改装、大規模改築工事をてがけ店舗改装工事もおこなっているリフォーム会社です。


こんにちは、こあいざわです。



最近の情報過多というか、選択肢が増えた背景に

プロの世界に素人が「安易に」入り込んでくる現象が起きています。

一切口出しするなとは言わないが、どうも困ったことに

ネットでの「うわさ」程度の情報を元に

常識のごとく強気な発言をする人がいます。





何かというと、これは企業側に問題があって、

選択の土俵に何とか乗せてもらい、安く案件を請け負おうとする

輩が増えてきたからに他ならないと思います。

「数社から見積もりをとる様にしましょう」

「安い業者をうまく選びましょう」と

と、さも第三者的な言い分でアドバイスして、

「選んだらウチの会社が一番でしょ?」と

締めくくるわけ。

そこには大事なはずの信頼性とかクオリティ、工事後のサポートとか

二の次にされてる可能性があって、目の前にある

一回ポッキリで構わない受注に躍起になっているのが

見え見えなんですよ。

まさに馬でも鹿でも出来る最も簡単なマーケティングの手法なわけです。





で、市場価格というのに消費者は敏感で、「相場」というのを

常に引き合いに出してきます。

上記の様な業者が増えてくると当然のように値下げ合戦が

起きて、市場価格はどんどん下がってきます。

一度下げられた価格はそう簡単に上げることは困難です。





一方で

古くから競合が無く、業界一位で君臨してきた企業はなかなか体質を変えず、

時には不当ともいえる高額な取引を要求してくる場面もあります。

これに対して改革を謳う新規参入者(社?)が価格崩壊をさせ、

今の時代に合った、正当な価格を提示するのは歓迎すべきかなと思います。





規模の大きな会社同士だったら値下げとサービスの向上は

同時に可能である事が多いのですが、全ての企業にそれを求めると

「値下げ」だけが独り歩きしてしまい、肝心なサービスの向上は

おざなりになってしまう現象が起きてしまいます。

「ネットで調べたら〇〇社はいくらだったから、御社は高すぎる」

といった価格だけで判断されるのはどこが扱っても同じ品質の

個体の商品だけに当てはまるもので、

一般ユーザーがやってしまうサービス、技術が

伴うものを同じ土俵で考えてしまう事、細分化してしまう事、

それを一部の愚かな企業がそれをすすめてしまう事、



私が最も危険だと思うのはそこには素人が判断出来ない

「グレーゾーン」が発生してしまう事です。

時には取り返しのつかない事態になる事だってありますよ、

誰も責任がとれなくなったら、企業側、ユーザー側

双方で誰かが泣く事になります。

あまりにエスカレートしてしまうと

ユーザーも企業にとってもマイナスでしか無いでしょう。





ユーザーが人なら、企業も「人」です。

人同士が己の「得」だけに走るのはやめましょうよ。

多くの企業はお客様の事を第一に考えてます。

だからこそ発展があるわけで、利益も増えるものです。

目先の「売り上げ」だけ目的の企業は一時的には良くても

決して発展しないものだと周りを見てると強く感じます。

それはお客様の立場も同じで、安いものばかりを要求する

人は相応しいところに集まります。そこには良いサービス、技術は

ありません。でも要求だけはしてきます。

そんな世界、必要ありますか?

少なくともこの日本にとっては

発展を妨げる「害」でしかありません。





情報に踊らされる前に自身でちゃんと勉強する。

売り手、買い手、世間良しの「三方よし」

の精神で行動してほしいものです。



今日はここまで。

ありがとうございました。