「玄関ドアなんだけど、なおります?」
なおるって?…?
とりあえず、見に行ったところ…
あ~あ…そういうことね。
やっちゃたね…

拡大すると…

こんな感じ。
要するに入居者が事務所とかで
使われてたようで、
ここに看板?のプレートを
両面テープで張り付けてたよう…
引き払う時にかんたんに剥がせると
思ったのでしょう、
ところがガッツリついて剥がれない…
マイナスドライバーとかで無理やり
こじった痕が醜く残ってしまいました。
まあ、退去するに元に戻すのは
評価しますが、
こんなにする前に
相談してくださいよ

手をかけて剥がれなそうだったら
道具でこじっちゃあいけません。
多少痕は残るけど、
いい方法があるんですよ!
って…
でも今回はそんな看板の剥がし方じゃなくて、
(剥がし方は後日、紹介しますね)
やっちゃった事の直しの方です

よく見ると(触ってみると)
凹みだけじゃなく、
ふくらみもあります。
まずは各パーツを外して
先が丸いハンマーで周りのふくらみを
沈めていきます。
叩いては手のひらで確認を繰り返します。
全体的に浅くへこんだかな~
くらいのところで
パテを打ちます。

ポリエステルパテといって主剤と硬化剤を混ぜるやつ
を使います。車の補修とかにも使うものです。
間違っても粉のパテはNGです。
必要最低限の厚さになる様、3回ほど
打ってはサンドペーパーで磨き、を繰り返します。
出来るだけ薄くしないと…
パテはいずれヒビが入って剥がれます。
グラデーションが出来る位ペーパーを
かけます。この状態を
「フェザー、エッジ」っていうそうです。
私、趣味で車の修理もします、
昔、愛読してたOT誌にそんなことが
書いてあったような…
手のひらと定規で平らになったか確認したら、
プライマーを塗って
(パテの面は2回塗ります)
シートを貼ります、今回は元の色に
近いもので、「パロア」のPBR-027
をチョイス。

少し剥がしておいて…

慎重にスタート!やばい!風が強くなってきた!
まっすぐにね!

途中経過。
もう凸凹は無いのがお分かりですか?

完成。若干色が明るめなのが気になりますけど
凸凹は完全になおりましたよ~
おしまい