<かみつきインコぴいたろとの半年>

末っ子ウサギが旅立ってペットロス気味の日々に、

突然愛車の前に舞い降りてきたレモンイエロー&エメラルドグリーンのセキセイインコ。保護して今月25日で同居半年。

 

12月5日に、初めて「ぴいちゃん」と日本語を発してから(気づいてから?)、

「ぴいちゃん」頻度は爆発的に増加したが、特に他の語彙は増えていない。

英語ネイティブが「you know」と、あまり意味も無く会話の節々に挿しいれる感じだ。

 

案外「むにゃむにゃ」と何か他にも喋っているつもりなのにこちらが判別できないだけなのかもしれないし、発している言葉の意味などもあまり関係ないのかもしれないが、何となく、「異文化交流」のかおりも漂ってお互いに心地よいのではないかと思う事にしている。

 

ま。You Tubeの動画に沢山登場している「いいね」インコちゃん達と随分違う、

普通の成鳥荒れ鳥との日常。他人の関心など特に引くような事も無く、

「自分チの子が一番可愛い。出来の悪い子ほど可愛い。」的な親バカ的記録の自覚はあるが、これをここで活字化して振り返ってみる事も自己満足的には結構楽しいものだ。

 

放鳥中は何故かいつもすぐ近くに陣取っているので、

手を近づけてみると反射的にそそくさと距離を広げる所は変わらないが、

その後じわじわと距離を縮めてくる様になったのもうれしい変化と言えば変化だろうか。

気を許して指で誘ってみると<カミツキモード>。だが。

 

そんなこんなで、コンパニオンアニマルは末っ子ウサギで最期のつもりだった終活老人が保護して「しまった」インコとの同居生活は、どちらかがご臨終となるまでの時間続きそうである。(ウサギと違ってインコはこちらが先にご臨終となっても引き取り手を複数確保してある。つもり。死後の事は検証不能?)

 

  

 

<巻き戻し>

12/5 「ぴいちゃん」

ぴいたろが初めて発した日本語

喋りまくっている合間に突然声のトーンが変わって「ぴいちゃん」。

そう聞こえただけかと、今度は耳を澄ましていると、

やはり、しっかり「ぴいちゃん」。

初めて気付いた?のかもしれない。

もう少し前からどさくさ紛れに似たような言葉を発していた様な気も・・・

 

11月の日常風景

ケージ越しに呼びかけると体を膨らませる。威嚇?

少しすると、走り寄ってくる。💛💛か?!

・・・???

ケージのすきまから鬼の形相でどこに嚙み付いてやろうかと

頭振り乱してカミツキインコ。

ひょっとしたら、これがぴいたろの愛情表現なのかもしれない・・・

愛された経験も無く、愛情表現など知らないのかもしれない。

と。ふ。と。思う時も増える・・・

里親捜しも進展なく、一羽飼いに少し疑念もあるが、元の仲間でも無い新たな仲間との相性だってあるだろうし・・・と何となく終活時期のおいらとの同居継続・・・

 

<その後のぴいたろ>10/1

「拾得者の物件引き取り期間(令和5年10月2日~12月1日」)。

元の飼い主も見つからず、保護インコぴいたろ君の所有権?は私に移る事になる。

 

推定3才くらいの♂の成鳥。性格の様なモノの可塑性も、もう余り期待できまい。

ケージ飼いだったらしくやはりあまり翔び慣れていない。

未だに警戒心強く人馴れもしない様子をみると、迷いインコというより放置インコに近かったのでは?と思う。

後略

 

<かみつきインコ 性格悪インコ ピータロウ> 8/15

飼い主捜しも里親捜しも進展はなく、

騒々しさと、あまり人馴れしていない様子から、

「迷いインコ」ならぬ「放置インコ」あるいは「捨てインコ」かも

との疑念がすくすく育つ。

中略

YouTubeなどで見かける、「いいね」なインコちゃん達とは随分違う。

 

新ケージ転居後、初放鳥。7/16

2~3時間後、いつの間にか自分でケージに戻っている。

以降人のいる時間は常にケージは開放してあるが時々出る程度ですぐケージに戻っている。

飛び慣れていない様子から、割と近所でケージ飼いだったのではと推測。

人馴れもしていない成鳥なので、何かの弾みで飛び出したが積極的には探してもらっていない「捨てインコ」的な扱いだったのかも。ただ、しきりに何かを呼んでいる様子から仲間はいた様な感触。

 

姪にもらった小ぶりなケージから、アマゾン購入のやや大きなケージへ転居。7/9

 

終日騒々しいが、ご近所周辺に貼った「迷いインコ」の連絡先経由の苦情電話も無い。

夜はケージにカバーをして部屋を暗くすると朝まで全く静か。保護継続に一安心7/1

 

 

突然愛車の前に舞い降りてきたレモンイエロー&エメラルドグリーンのセキセイインコ。6/25