令和5年10月18日 至急脳内整理
<20世紀末頃からの流れ>
ソ連型「共産主義」標榜国家群の自壊による第二次世界大戦後の冷戦構造の崩壊開始
「新資本主義」によるグローバリズム一強化傾向に対する「宗教・民族」の復権傾向。
生き残った中国型「共産主義」標榜国家の開放政策による台頭と、
旧ソ連大衆の自壊後ロシア自由化への幻滅=米ソ二強時代へのノスタルジー傾向。
<ウクライナシンドローム=国連常任安全保障理事国ロシアによる
核の威嚇をも伴うウクライナ「首都」キーウ急襲>
戦後冷戦構造象徴の国連の機能不全露呈
欧米の笛聞けど踊らぬグローバルサウス
旧植民地宗主国欧米(日)「正義」の、「既」欺瞞感と新対抗勢力の「未知」
習近平中国の中華思想的覇権主義化に巧みに擦り寄る戦時体制のプーチンロシア
中露主導による「反欧米(日)的正義」の国際政治利用戦略?
<イスラエルとパレスチナ問題>
元はと言えば、欧米による世界植民地支配時代の副産物。
世界大戦遂行の必要から
イギリスが当時の委任統治領を世界各地に散在するユダヤ教宗教集団(ユダヤ人)と
土着のアラブ人に二枚舌で与えた(半世紀近く前の高校生時代の世界史参考書知識のままだが)のが事の発端だったんじゃないかな。
それ以前からのあの地域周辺国家に生活している人達(多くはイスラム教徒)が
イスラエルとその背後の欧米「正義」に抱く情念は複雑だろう。
もし、パレスチナや中東だけではなく旧被植民地支配地域の人達の、
欧米「正義」の欺瞞へのそういった情念的な部分を掬い取っていく中露の戦略が功を奏していけば、国際世論の中で欧米(日)が少数派になっていく事もありえなくは無い。
<ウクライナ情況>で垣間見え始めた欧米「正義」支配の綻び。
斬りこんできているプーチンロシアも習近平中国もさすが「したたか」だ。
かれらと同年代の安倍晋三が無念な最期を遂げたのは、
この時期の「日本外交にとっては」大きな不運だったのかもしれない。
歴史は刻々と動いている様だ。