令和4年8月20日

韓国で旧統一教会が逆ギレデモみたいな事をやっている様だ。

どうも合同結婚式などでエバ国家日本から嫁がせた女性たちを何千人と動員してのデモらしい。

 

僕の側から見て詐欺まがいの勧誘と洗脳テクニックで信者に取り込んだと思えても、

結果、熱心な信者となってしまった人達には(ある程度「彼岸」に行ってしまった人たちには)、それなりに救われている意識下にあるならば、身近な人達ほどの「此岸」からの無念さは、僕には多分、無い。サディズムやマゾヒズムに救いを求める人達だってあるのだから。

彼あるいは彼女たちにとっての「此岸」になってしまっているだろう側の気持ちは、「ろくでもないヤツ(と、こちらが思う)に惚れて貢いでいる、僕の片思いだった女への当時の気持ち」からの想像力が、案外近いのかもしれない。ま。それはそれで成仏すればよい。こちら側へ「取り戻したい」「救い出したい」なんて、傲慢な余計なお世話かもしれない。詐欺的手法であろうと「良いご縁」だったと思えるなら・・・

が。

そんなご縁の持ち方に「危険」を感じるこちら側の人間としての「社会問題」

魂の奥底では帰りたくても帰れない恐怖心を抱えている人達や信者二世への「人道問題」、意識がある。それとぶつかってくるなら、反発する。

それに加えて、

「アダム国家・エバ国家」の教えの下、同胞(日本の女性)達が騙され、貢がされ、さらにはこんなデモに動員されて、これみよがしの晒しものにさえ、されているという「政治的」とも思えるメッセージが怒りを誘発する。これは、慰安婦問題・徴用工問題を巡るやりとりそっくり。と。思えてしまうからだ。

 

韓国の地で土下座して詫びた鳩山さんなら、まだ一貫しているだろう。

彼女たちが心底からアダム国家への罪深さを自覚し全てを捨ててでも贖いたいのなら、きっかけはどうであれ信仰心としてそれはそれで「カルト」と「宗教」のグレーゾーンだろう。

が。

自虐史観に異を唱える保守系右派の連中が、いくら自分たちと主義主張で体質的に似ているから、あるいは教会系の海外メディア運営やロビー活動などを通じて保守系右派の国際人脈形成に利用できるから、国政に向けて選挙ボランティア・組織票・秘書活動ボランティアに利用できるから等と、同胞を人身御供として稼ぎ出した資金の「おこぼれ」に預かり、いや、「たかり」、さらなる権威付けの「広告塔」にまで利用される事無頓着である事の、

インテリジェンスの無さ、節操の無さに「怒り」を感じた。のが、今回の一番の原点だ。

僕にとっては。

だな。

案外、保守系右派の良質な部分への期待にも似たものが、僕の中にも「少し」あるのかもしれない。な。