本、日和 | wandering blue

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本とか漫画の話。

 

昨年、初めてゲド戦記シリーズを読んだ。

 

 

児童文学は子どもの頃から好きで大人になってもお気に入りな本は図書館で借りて読み返したりしていた。

 

しかし、ゲド戦記は読んだことがなかった。

 

読みたいなと思ったことはあったのだが、10代の頃にシリーズが完結していなかったので読まないでいた。

その後ジブリで映画化してテレビで放送されてもいたがタイミング悪くて観ていない。

 

昨年、手嶌葵の曲を聴きたくなって聴いていた。

テルーの唄→あ~ゲド戦記の曲だっけ~→あ~~~見てないや→あ!そうだ!原作読んでみようかな~となった。

 

で、読んでみた(一応シリーズほぼ全部)

 

なんか…想像と違った(爆)。

 

これは児童文学にしては哲学的すぎるのではないだろうか?

 

ってか、情景の描写は薄めで登場人物の心情も分かりにくい…

なんだこれは?全編禅問答みたいな会話は?!

 

あと、ゲドがずっと主人公じゃないんですね…知らなかったのでびっくり(笑)。

 

想像と違ったけど面白かったので、多分また借りると思う。

 

因みに好きな児童文学本は福音書出版(笑)。

アルプスの少女ハイジ、海底二万海里はとても素晴らしい。

他の出版社のハイジはもう読めないくらいだ(笑)。

あと岩波少年文庫も沢山読んでたな(笑)。

 

 

7月にのんさんが主演の映画「さかなのこ」がTVで放送された。

観たかった映画なので嬉しい。

ってか、開始数分で固まる。

 

ミーちゃん母が手渡したお魚の図鑑。

私も、小学生の頃にずっと眺めていた図鑑だった。

懐かしい。

 

 

この図鑑シリーズは花(植物)版もうちにはあったが、魚版が一番面白くてよく読んでいた。

 

あの図鑑で飽き足らず別の魚の図鑑を買ってもらおうと親にねだったら、同じような図鑑を買っても意味がないと思われたらしく、小さな携帯サイズの図鑑を買ってもらった。

 

違う大きな図鑑が欲しかったのだが、あの頃は大きな図鑑なんて多分何種類も売ってなかったので仕方ない(笑)。

 

最近の本の話。

 

上橋菜穂子さんの「香君」の文庫が発売された。

全4巻中まだ2巻だけだがやっと文庫化は嬉しい。

 

しかし、本屋で叫びそうになった…

「薄っ!!!!!!」

 

単行本が発売されてからの評判が良いので、これは「獣の奏者」シリーズのように読み応えあるのだろうな~っと勝手に思っていた。

分厚い本を期待していただけにその薄さにショックを受けた。

 

うん、想像していたボリュームの半分もない、薄い(爆)。

 

でも、やっと読める。

 

で、読んだ。

*以下ネタバレはなし。

 

…たまに助詞(が、は)の使い方が妙に読みにくい感じがあった。

あと、やはり内容の濃さの割に文章が少ない…

うーん、内容の複雑さからいうと4巻とも1、2巻と同じ薄さだったら残念かも…内容が面白いだけに…

 

獣の奏者がマイベストなのだが1、2巻の感じではベストを超えてくるほどではないかもしれないと思った。

 

 

話は変わる。

 

LINE漫画で無料でガラスの仮面の全部が一時期、限定公開されていた。

思わず読んでしまった。

亜弓さんの目の調子が悪くなった所までは読んでいたのだが、まだ治ってなかったんですね(爆)。

 

ガラスの仮面の結末がどうなるのか?というか真澄さんがこの先どうなるのか?(爆)は気になる。

 

そして私はあしべゆうほさんの「クリスタル☆ドラゴン」の結末のほうも知りたい…。

デイモスの花嫁よりもこっちのほうが気になる。

 

 

タイトルに本、日和と書いたものの新しい作者さんの本はあまり興味ない。

 

昔に読んだ本を読み返したり、読んだシリーズに続きがあるものを知って借りてみたりする程度である。

 

ただ新しい音楽を積極的に聴いてる時間よりも読書に当てているほうが多くなったな~という感じだ。

 

最近の世の中を見ているとレイ・ブラッドベリの「華氏451度」の世界観に重なっていて怖いなと思う。

 

電車の中で自分もスマホを見てることはあるが、本を読んでいて顔を上げた時に両隣りの席がスマホのゲームをしていた時にこんな世界を若い時の私は望んでいただろうか?とふと思ってしまう。

 

本が禁書になってないだけマシだけどね。

 

オチはありません(笑)。