3月の一般質問にて

以前より取り上げていたオンライン授業の選択制等について、再度質問し、要望した内容を掲載します。

 

村川 「オンライン授業についてお伺いします。 休校になった際に、オンライン授業が実施された ケースはどれぐらいあったでしょうか、先進的にユ ーチューブ配信などが実施されてとても話題となった箕面市の現状をお聞かせください。

課題としては、 専門教室でもオンライン授業ができるようにとのこ とでしたが、どのように進んでいますか?

感染を恐 れるなどの理由でオンライン授業を選択されている 例はどれぐらいありますか?

結局、ほぼ1人になる ので、1人のためにオンライン対応をしてもらうの は申し訳ないので諦めたとの声も聞いたりしていま す。 また、濃厚接触者となり登校できず、長くオンラ イン授業となったが、1・3時間だけなど、ほぼ毎 日二、三時間だけだった。5時間毎日は無理にして も、少ないのではないか。学力大丈夫かなといった 心配の声もあります。やはりこの感染拡大の中、そ の対応は難しく、先生方の忙しさへの考慮も十分さ れながらの保護者の声をお伝えいたしましたが、市 としてはどのようにお考えでしょうか。現場のフォ ローがもっと要るのではないでしょうか。 

昨年度には、国からの予算で入っていただけた支 援の入り込みはもうないとお聞きしていますが、昨 年度よりも今年度のほうが休校などへの対応が多く、 厳しくなっていたのではないでしょうか。現場を支 える体制の確立なりが必要ではないのかと考えます、見解は。」

 

 

市答弁「 まず、休校中のオンライン授業の実施件数につい てですが、3学期に臨時休校によるオンラインの授 業やホームルームを実施した件数は、小・中学校合 わせて43件です。 次に、ユーチューブ授業動画配信の現状について ですが、令和2年3月から5月までの新型コロナの 影響による3か月の休校期間中、新学期の始まった 4月13日より約3週間、各学校でユーチューブ授 業動画を作成し、児童生徒に配信しました。オンラ イン授業の環境が整った5月末よりオンライン授業 に切り替えたことから、現在、授業動画は作成して いませんが、作成したユーチューブ授業動画を厳選 して、tomoLinksの授業動画ファイルに格 納して、児童生徒がいつでも視聴できるよう整備し、活用しています。 

 

次に、感染を恐れてオンライン授業を選択してい る児童生徒数についてですが、3学期で、小学校は 延べ5,470人、中学校は延べ1,726人です。 1校1日当たりにすると、小学校で約9人、中学校 で約5人となっており、学校現場では、教室で行わ れる授業にオンラインで受ける児童生徒が参加して いることは、今や日常のごく当たり前の状況です。 日頃から、授業は教室かオンラインかを選択できる ことや、感染に対する不安等で登校を見合わせる場 合は、オンライン授業を選択して学習活動にできる だけ参加するよう、児童生徒や保護者に重ねて周知 しており、多くの保護者の皆さんに十分ご理解いた だいているものと認識しています。 次に、オンライン授業の実施時間についてですが、 現在では、ほぼ全ての授業において対面授業とオン ライン授業を両立して実施しています。 次に、オンライン授業の現場への支援体制につい てですが、学校現場にICT機器の活用について支 援を行うGIGAスクールサポーターを配置し、対 面授業とオンライン授業を両立して実施するための ICT機器の効果的な活用方法についても、専門的 な視点から支援できる体制を整えています。」

 

村川「 先ほど申し上げましたとおり、 自宅療養だった10日間のうち、初日の月曜・火曜 は1限目のみ、水曜日は1・3・5限目と3時間、 木曜日は体調が悪くお休みをされてオンラインは辞 退された。そして、金曜日は1・3・4・5の4時 限やってもらって、ほっとした。そして、次の月 曜・火曜はやはり1・3時間目だけと、オンライン 授業をしてもらっているけれども、少ないのではな いかとの保護者の生の声がありました。 先ほどのICTでの対応で、専門教室でもオンラ イン対応していけるように予算をつけて拡充してい くということも、その保護者さんにも伝えていきた いと思っていますが、なかなか始まらないので、つ いに学校に問い合わせたら、4時間目だけですと切 られたといった実態も聞き及んでいます。なので、 現場の支援が必要なのではないかとお聞きしました。 GIGAスクールサポーターを配置し、専門的な視 点から支援できる体制を整えているとのお答えでし たが、現場の大変さ、やはりフォローして、バック アップ体制も整えていただきたいと考え質問いたし ました。よろしくお願いします。」