3月の一般質問で、以前より市内の小・中学校に生理用品を常 備するようにと求めてきた件について、再度、取り上げました。

箕面市はいつになったら、、、、常備設置するのでしょうか?

以下、YouTubeにも挙がっております、一般質問の内容を抜粋して掲載します。

 

村川

以前より、取り上げて要望してまいりました問題、 3月8日の国際女性デーにおいて、経済的な理由で 生理用品を購入できない生理の貧困が社会問題にな る中での取組の広がりが多く報道されていました。 コンビニや大学、とりわけ大阪大学の取組もニュー スとなっていましたけれども、〟恥ずかしくて〟や、〝休 憩時間に間に合わない〟など課題もある。保健室の先 生などに声をかけてからもらうではなく、トイレッ トペーパーのように生理用品をの動きは、このよう に拡大しています。 箕面市でも、大阪大学のような取組に参加するなど、一歩前に施策を進めるべきタイミングではない でしょうか?いかがでしょうか。 

 

市答弁

 本市においては、コロナ禍による経済的困窮で生 理用品を購入できない方を対象に、生理用品と生活 相談窓口案内リーフレットをセットにして、令和3 年9月27日から無料配布しています。さらに11 月以降には、市内全小・中学校、高校及び大学の保 健室等にも生理用品を無料配布しています。 令和3年第2回定例会の一般質問で村川議員さん にご答弁したとおり、配布して終わりではなく、困 っている生徒の背景に向き合い、悩みに寄り添う支 援が必要であると考え、日常的に声かけをしており、 担任や養護教諭が個々の子どもたちの気持ちに十分 配慮しながら対応しています。 また、小・中学校のトイレへの生理用品の常備に ついては、現在は予定しておりません。

 

村川

コロナ禍で生理の貧困が深刻 化しています。オンライン調査を行った20代の若 者でつくる「全ての人の生理に関するニーズが満た され、どんな人も自分らしく暮らせる社会」をビジ ョンに掲げている「#みんなの生理」グループの共 同代表は、生理をめぐる状況は想像していた以上に 深刻だと話されています。

高校生以上の生徒・学生 を対象に、3月2日まで671件の回答の街頭で行 われた調査結果でございますが、過去1年で、「経 済的な理由で生理用品を買うのに苦労したことがあ る」が20%、「買えなかったことがある」6%、 「生理用品を交換する頻度を減らした」と答えた割 合は37%、「友達などにもらった」が29%、 「トイレットペーパーなどで代用したことがあ る」が27%に上りました。過去1年間に生理が原 因で生活にどのような支障があるかについては、 「学校を欠席・早退・遅刻したことがある」が4 9%、「運動を含む学校活動を休んだ」が47%、 「アルバイトなどの仕事を休んだ」が31%、「テ ストや受験などを休んだ」が9%、「就職活動や面 接などを諦めた」が6%、「重要なイベントや大会 などへの参加を諦めた」が20%でした。また、感 染拡大によって生理用品を手に入れるのがより難し くなっている実態も明らかになりました。

「コロナ の影響で生理用品を入手するのに苦労したことがあ る」と答えた人の割合は25%と、4人に1人に上 ります。収入が減ったからと、経済的な理由を挙げ る回答も少なくありませんでした。 「#みんなの生理」の共同代表は、「健康に関わ るものなのに、節約のために不衛生な状態を強いら れている人がいるというのがとても衝撃的でした。 また、生理があるというだけで、社会参画の機会が 少なくなっている事実は、重く受け止めなければな らないと思います。今まで、生理の貧困は、海外で 起きていることという雰囲気がありましたが、より 多くの人が自分事として取り組んで、社会全体とし て生理を支えていけるような仕組みづくりを考えた い」と話されています。

 今回も、学校への常備設置をという質問にとどめ ましたが、全国では、市役所内、市公共施設での常 備設置も拡大しており、箕面市でもこの現状を受け 止めていただいて、市内公共施設トイレへの常備設置も進めていただきた いと考えます。