【2023年5月20日:紹介ページを加筆修正いたしました】

 


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『もう、魚は泳がない』(全41話)

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「あたし、家出てきちゃった……しばらく泊めてくれないかな?」

  高校卒業後からSNSで知り合った男の家を転々と渡り歩く、フリーターのミオ。

  22歳の夏、居候先の男に嫌気がさしたミオは、荷物をまとめて新宿発の夜行バスに乗り込んだ。目的地は滋賀県。先月、SNSで知り合った男・ショウの元へ向かうためだ。

  初めはショウのことを“居候先の男”としか見ていなかったミオだが、ショウの優しさに触れてゆくたびに少しずつ心に温かな変化が現れる。

  そして、ミオが男の元を渡り歩くようになった理由とは――

 


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『淡海浪漫日和』(全34話)

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  18歳の誕生日。梓は祖母から琵琶湖の湖岸を走るトロッコ列車【きらめき号】の乗車券をプレゼントされた。それまで列車には全く興味が無い梓だったが、きらめき号に乗車した際に見かけた美しい顔立ちの運転士に心を奪われ、一瞬で恋に落ちてしまう。それは、紛れも無い『初恋』だった。

  ある土曜日、運転士ときらめき号に会うために駅へ向かうと、梓はクラスメイトの石野と遭遇する。電車が好きだという石野と梓は意気投合し、徐々に交流を深めていくが、石野の本心を梓は未だ知らずにいた。

  現代とレトロが入り交じった不思議な世界観が織り成す、恋の物語が幕を開ける。

 

 

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『カーネーション』(全4話)

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  5月の連休最終日、離婚した元妻の訃報が届いた――

  大学生の一人娘・千景と暮らす佐藤。元義弟からの電話を切った後、千景に「お母さんが亡くなった」と告げるが、10年前に母親が家を出て行く間際に「邪魔」と言われたトラウマを抱える千景は素っ気ない反応を示し、佐藤も複雑な思いを抱く。

  翌日、元妻の通夜帰りに「明日の告別式も来る」と、つい約束をしてしまった佐藤は、帰宅すると千景に告別式の話を切り出そうとするが、千景からは予想外の言葉が飛び出し……

 10年の時を経て、再び繋がった元夫婦と娘。それぞれの思いが溢れ出す。

 

 

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『懐かしさとは少し違う』(全33話)

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 森川 すみれは勤務先での執拗なパワハラが原因で体調を崩し、1年前に退職してから今日まで心療内科への通院と自宅療養を続けていた。そんなある日、すみれの元へ一本の電話が入る。

 

 「今度、会わへんか」

 

  と、聞き覚えのある声が鼓膜に反響した。

その電話の相手は元勤務先の先輩・津田。津田は過去にすみれが好きになった人でもあり、すみれが退職する原因を作ったのではないかという疑惑もあった。

  津田の目的を確かめるため、そして今現在の自分の気持ちを確かめるために、すみれは津田から告げられた待ち合わせ場所へと向かう。

  あの日から止まったままの心の歯車は、どう動き出すのだろうかーー

 

 

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