no.57 | そら☆のひとりごと

そら☆のひとりごと

私の妄想とストレス解消におつきあい頂けるかただけお入りくださいね☆
出会いは求めていません
あと…特に悩んでいるわけではありません 笑






引き継ぎを始めようと会議室へ入り、世間話をしていた


その彼は、年下だったが、とても頼りになる存在で

何かあればいつも相談していた


考え方が理路整然としていて、感覚的な仕事をする私とは

正反対だった




´ 僕は妹がいたこともあって、上からものをいう感じがあって、

   それに慣れてるから、どうも年上の人は苦手だったんですけど

    ○○さんは違って、全然平気で話しやすかったんです ´


突然、そんな話を始めた

好意を持ってくれていたようだった


そんな風には感じていなかったので、少し驚いたが

きっと頼りにしていたことが嬉しかったのだと思う



そんな話をしていると、ドアをノックする音がした


彼だった


なぜか少し不機嫌で、


´ 早く引き継ぎを終えて帰るように ´


と言い残して会議室を出ていった


微妙な空気のもと、

´ さ、始めようか、引き継ぎ ´


鼓動が早くなるのを感じながら

少しずつ引き継ぎをすすめていく