ブリーデン新製品ロッド「KABINシリーズ」に704CS-tip/800CS-4T登場! | 13luepearのねじ巻きブログ

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釣りのこと・・・

2025年7月、ブリーデンからKABINシリーズの新製品、「TK704CS-tip」と「TK800CS-4Traveler」が発売されました。

■ TK704CS-tip

カーボンソリッドティップを採用した2ピースモデルで、4'10"/5'6"/6'2"/6'6" に続くラインナップの追加モデルです。

長さとパワーが加わったことで、対応ラインは MONO2〜6lb(PE0.1〜0.5号)、キャストウェイトは最大10gまでと、従来より一段階強いスペックとなっています。


■ TK800CS-4Traveler

モバイルパックシリーズに新たに加わった4ピースのロングモデル。既存の7'0"/7'4"に続き、さらに長尺のバリエーションが登場しました。

 

スペックはこちらから

TREVALISM KABIN

 


今回は、TK704CS-tipの使用感について、4月の実釣を交えてご紹介します。

 

使用したシチュエーションは磯でのメバリング。
リール:2000番/ライン:PE0.4号/リーダー:フロロカーボン1号
使用リグ:1~2gのジグヘッド+ワーム、各種プラグ(ビーナッツ、ミニマル、魚骨、エビのさんぽ)をローテーションで使用しました。

 

個人的に、強めのロッドでは軽量リグの「重み」が感じ取りにくいのが悩みでした。しかし、繊細なティップを搭載したロッドは、その点をしっかりカバーしてくれます。
ただし、先端が柔らかすぎると感度が鈍くなることも。
その点、TK704CS-tipは繊細さと張りのバランスが絶妙で、軽量リグの操作感が非常にわかりやすくなっています。

特に、潮流の変化が激しいポイントでは「潮のヨレ」や「流れの変化」をロッドでどれだけ感じ取れるかが重要です。
TK704CSは、テンションの強弱がしっかりと手元に伝わり、ジグヘッドがボトムに触れた際の「岩か? 藻か? 砂か?」といった情報まで明確に感じられました。

 


普段はTK506CSをメインで使用しています。こちらはダイレクト感が魅力のモデルですが、TK704CS-tipではティップの動きをベリーがうまく吸収してくれるため、アクションがとてもスムーズにつながっていく印象があります。

ティップ→ベリー→バットへと、力が滑らかに伝わるロッドのしなり方が心地よく、軽い負荷ではティップが情報を拾い、魚を掛けた際はベリー~バットが自然に追従してくれる。
ロッド全体で「いなす」ような感覚があり、短いロッドのダイレクト感とはまた異なる独特の心地よさを再認識させてくれました。

 


ちなみに、同じくカーボンソリッドティップを採用したKABINシリーズの4ピースロッド「TK800CS-4Traveler」も非常に魅力的です。
この日はライド氏が使用し、28cmまでのメバルをキャッチ。
TK704CSよりバットパワーは当然上ですが、ティップの繊細さは共通しており、従来の8フィートロッドとは一線を画す新しい感覚です。ロングロッドで繊細なゲームを楽しみたい方にはぴったりの一本です。

 


KABINシリーズの新製品は、アジングをはじめとしたライトゲームを存分に楽しめる仕上がりです。
気になるモデルがあれば、ぜひチェックしてみてください!