【LFコラム】ミニマルエボロジー 魚種を選ばぬルアーはどう進化していく? | 13luepearのねじ巻きブログ

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~レジャーフィッシング2019年7月号 ブリーデンスタッフの「ここだけ」の話より~

 

今回のコラムは元祖魚種限定解除ルアー「minimaru」(以下ミニマル)についてです。
ミニマルと言えば、初のエギ型プラグとしてデビューしたのですが、そのデビューは今から10年前の2009年でした。
そのミニマルが今年『minimaru Evology(ミニマル エボロジー)』として生まれ変わりましたので、その紹介をしたいと思います。

ミニマルが新しくなったのはわかったから、、、どう変わったの?というのが気になるところですよね。
実は名前でそれを表していて、エボロジーというのはEvolutionary「進化」 biology 「生物学」を組合せた造語なんです。
従来のミニマルの動きですら、他のルアーと比較すると類を見ないレベルで生命感溢れるシャープなアクションと自然界に在り得るナチュラルな動作移行&フォールバランスを特徴としていたのですが、それをさらに研ぎ澄まして進化したということになります。

それでは具体的に説明していきますね。

 




<外観の違い>

まず見た目でぱっとわかるところがあると思います。そうです、シンカー形状です。
normalタイプとdeepタイプはシンカーの形状を変更しました。従来は丸い感じのシンカーが装着されていましたが、エボロジーでは水切りをよくするためキール型の形状に変更しています。この形状変更により攻撃的なダートやキレ感は大幅に激化!!軽いトゥイッチでも左右に小気味よくダートするようになりました。今まで以上のエスケープアクションが可能となりフィッシュイーターの食欲にスイッチを入れてしまいます。

 

<沈下速度やバランスの変更>

shallowタイプとnormalタイプについては、従来よりもフォールスピードをスローに味付けしました。
これによりマッタリとスローに魅せるアプローチに対応しただけでなく、shallow/normal/deep、3タイプのそれぞれを使い分けしやすいようにフォールスピードを割り振りしました。。

まとめると、それぞれのタイプがルアー単体として使いやすくなっているだけでなく、各ラインナップのバランス取りも行ったことでアングラーがより使い分けしやすくなっているのが、ミニマルエボロジーです。

そしてミニマルの特徴である生命感溢れる動きについてですが、一般的なABSによる中空プラグではなくウレタンソリッドボディという体積全体で均一な浮力を保持する素材を採用していることが大きな決め手となっています。
しかしながらこのウレタンソリッドという素材は安定した量産が難しい素材でもあります。
エボロジーも先日より出荷開始をしたものの、まだ安定した数量の供給ができるようになっていない状態で、欲しい人のところまでいきわたっていない状態でご迷惑をおかけしております。徐々に生産状況も改善しこれから順次出荷になってくると思いますので、店頭で見かけたら、これが新型か~と手に取ってご覧くださいませ。

(※出荷当時は数が少なかったのですが、2020年1月現在は、店頭にも並んでいます)


そして今後もいろんなサイズ&バリエーション展開あると思いますので、そちらにもご期待ください!!