こんにちは!福本です。
静岡市葵区 C様邸です。
来月着工予定に備えて、建築確認申請業務を進めているところです。
4月から木造建築物を建築する場合の建築確認手続きの法律が見直され、申請手続きもそれに伴い変更されます。
見直しの理由は、2050年カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量をゼロに抑える)実施に向けた取り組みと、住宅の安全性確保にあります。
これまでの木造住宅などには特例制度があり、建築士が設計した場合に建築確認申請が簡略化(4号特例)されていたのですが、4月からこの特例の範囲が見直しにより大幅に縮小されました。
国土交通省からも改正建築基準法についてのマニュアルが発行されていますので、この内容に則って内容確認していきます。
変更になった箇所は、省エネ基準への適合性も確認されるので、計算書や技術的な資料、構造詳細図や壁量判定図等、これまで特例により提出義務がなかった部分も審査対象になり、より詳細にチェックすることになります。
確認申請は、静岡県まちづくりセンター(まちセン)で審査するので、先ずは事前審査を提出する予定です。
まちセンでは「建築確認申請書の書き方」についての手引書を発行しているので、この内容を確認しながら必要図書及び資料を作成中です!