環境計量士試験に合格後、所属会社が環境計量事務所ではない場合、環境計量士として登録するために環境計量講習を受講する必要があります。私は環境計量事務所勤務ではないので、受講しました。ネットを見てもあまり情報がないので、少し詳しくご紹介したいと思います。

 

場所はつくばの産総研、5日間の合宿になります。産総研の中に宿泊施設があり、基本的にはそこで寝泊りすることになります。施設自体は非常にシンプルですが、きれいです。一泊二、三千円ほどです。食事は学食というよりは給食に近い感じです。量は少ないです。これだけで我慢できればダイエットになります笑。産総研内に売店はあるようですが、構内があまりに広く、セブンイレブンが近いのでそちらに行ってました。お腹が足りない場合はそこで買ってました。


宿には必ず宿泊しないといけないわけではなく、つくばのビジホなどにとまってもOKです。

会社経費なら、温泉付きで食事もよいビジホの方がよいかもしれません。


自宅から通える方はそれでも大丈夫です。

 

さてこの実習、結論からすると、結構きつかったです。

濃度でも同じように合宿があるそうですが、それよりもはるかに厳しいと他の受講者が言ってました。3名1組のチームになります。午前座学、午後測定、レポートまとめで17時ぐらいに終了というスケジュールです。しかしながら、このレポートまとめが相当大変です。チームで計量の知識がかなり高い人がいる場合は17時過ぎには終わりますが、誰もいない場合は20時になっても終わらないということが普通におきます。ほとんどのチームが20時ぐらいまでやってました。

 

さてこの実習に先立ち、宿題のようなものが郵送されてきます。

私は宿題をしっかりやらず実習に臨みました。が、ある程度チェックしておいた方が良かったかなあと思いました。実習内容は毎年若干変わるようですが、道路交通騒音、新幹線騒音、航空機騒音、音響パワーレベル測定などです。測定だけでなく、どんな対策が必要かどうかも記述を求められます。ポストイットや線引きなどしておくと、実習の時に役立ちます。

 

合宿の間には飲み会もあるかもしれません。グループにもよるらしいですが、私の時には2回ほど飲み会がありました。その後もつながりをもつことができたので、受講される方はぜひ飲み会を企画されるとよいと思います。セブンイレブンの近くにやきとり屋さんがあるので、そこが一番最寄りで人数も20名程度入れますしオススメです。

 

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