環境計量士(騒音振動)に合格しました。

私は工学部卒業の40代営業マンです。普段理系的な仕事をしていませんので

久しぶりに見た数式や物理にかなり苦戦しましたが、3か月(平日2時間、土日6時間)

の勉強で合格しました。

最初過去問を見たときには難しすぎる。。。と思いましたが、ある程度の理系の素養がある人でしたら十分合格できる試験だと思います。

一方で勉強範囲が広く、全てを勉強しきることは不可能な試験ですので、やらないことを明確にすることが大事な試験だと思います。

これから受験を考えている方の勉強方法の参考になれば幸いです。

 

まず勉強分野です。

共通科目が2つ、専門科目が2つの合計4つです。

 

共通科目    ①計量関係法規
      ②計量管理概論
専門科目    ③環境計量に関する基礎知識(物理)
                ④音響・振動概論並びに音圧レベル及び振動加速度レベルの計量

 

過去問を中心に+アルファの勉強を行いました。

 

使用した過去問(問題集)は下記のものです。

 

勉強方法は下記のとおりです。

 

①計量関係法規

これはネットで関連法規をダウンロードして、印刷。

過去問を解き、次に関連条文を蛍光ペンで塗りました。

塗った条文の前後も読みました。

(こういうところが試験にでる傾向があると思ったので読んでました。これはかなり有効だったと思います。)

 

②計量管理概論

まずは過去問を解きました。過去問の内容が十分理解できるまでネットなどで調べて

頭に叩き込みました。これについては過去問以外はやりませんでした。

 

③環境計量に関する基礎知識(物理)

これもまずは過去問を解きました。

ただ、ほぼすべて問題が解けませんでしたので、高校物理の教科書を購入しました。

数研出版のチャート式です。


過去問をやって、わからなければチャート式で解説を読み問題を解く、の繰り返しをしました。

物理は高校の時に苦手でしたが、そんな私でもチャート式の章末問題を解くだけで、物理は合格点

に達しました。

 

④音響・振動概論並びに音圧レベル及び振動加速度レベルの計量

これは過去問を解き、ネットで調べながらひたすら記憶するよう努めました。ややとっつきにくい内容ですが、勉強の仕方としては繰り返して記憶すればよい内容です。

公害防止管理者の出題範囲と重複するため、難しいなと感じる場合は公害防止管理者のテキストを購入してもよいと思います。公害防止管理者のテキストの方がわかりやすいです。




この試験が難しいのは、わかりやすい参考書やセミナーがなく、過去問を完璧にすればよい内容でもないので、勉強の手ごたえが得られにくいことにあると思います。ただ、上記の勉強法で私は合格できましたので、参考にしていただければ合格に近づけると思います。

 

何か知りたいことがあればお問い合わせください。もうだいぶ忘れてきてしまいましたが、お答えできる限りお伝えさせていただきます。


合格目指して頑張ってください!!