『花様年華』(香港) | 極私的映画と音楽のススメ

極私的映画と音楽のススメ

印象に残る映画には印象に残る音楽がある。
思い出の名場面に流れていた音楽、言葉などをご紹介

花様年華/トニー・レオン
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ウォン カーウァイ監督の作品。

やはりこの方、映像がすごくいい。


特に印象的なのは、数分おきに挿入される

バイオリン風の音楽。

その場面だけスローになるのも良い。

香港の夜の風景とすごくあっている



出会いというのは、概ね必然的なもの。

そのとき出会うべき人に出会っている。

たとえそれが偶然だったとしても

もしかするとそれは必然的だったのかも知れない。



直接声に出さなくても

雰囲気や眼差しだけで、分かり合えることもある


一歩踏み出そうと、踏みとどまろうと

その共有していた時間は、消えないわけで。



こういう場合、男性は結構引きずっていくんですよね

トニー・レオンのように、アンコール・ワットの石柱に思いのたけを

詰め込んだとしても・・・



このあたりの名残が2046につながっていくのかな。

次は2046を見てみよう。

in the Mood for Love~花様年華
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再掲載(初出2008/5/26)