『アイ・ウォント・ユー~あなたが欲しい』(英) | 極私的映画と音楽のススメ

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印象に残る映画には印象に残る音楽がある。
思い出の名場面に流れていた音楽、言葉などをご紹介


陰のある女性を主軸に描いたサスペンス系の映画ですね。

女性の性(サガ)がテーマですかね。



やや重たい内容なんですけど、

映像の美しさには目を見張るものがあったなあ・・

なんて思い出しております。


全体的に赤いトーンなんですよね。

断片的に挿入されるシーンとか、結構印象にのこるんですよね。



しかしまあ、レイチェル・ワイズのこの映画でかもし出される

怪しげな魅力は、なんともいえない美しさ!!

彼女をみるためにこの映画をみても損はないでしょう。



映像とあいまって、この映画を特徴付けていますね。



エルビス・コステロの歌う主題歌も、この映画のイメージを十二分に表しています。


歌と、映像と、レイチェルワイズの美しさ・・


そんな要素で成り立っている映画です。



もうすこし、ストーリーが練りこまれていれば・・

なんて思ったりします。




レイチェル・ワイズの過去とかをもう少し旨く描いていれば

ラストの表情もより一層理解できるんですけどね。




固定の作風をあまりもたない

マイケル・ウィンターボトム監督。


レイチェル・ワイズを起用しただけでもOKとしましょうか(笑)