ポニーキャニオン
ヴィンセント・ギャロってプログレ好きなんだあ。
こう思った人も少なくないのでは?
でも、使い方が本当にうまくて、
ムーンチャイルドとか、ハート・オブ・サンライズを
あのシーンで使うセンスに脱帽。
ギャロの心の中にさまよいこんだかのような
色調&トーンで彩られている。
だって、すっごく、殺風景だし、寂しい感じだし、
たんたんとした日常だし。
こんなイメージにプログレッシブ・ロックはぴったりはまるんだなあと思った。
自分の描きたい世界、心情と音楽をぴったりマッチさせることに成功した
奇跡的な映画です。