『バッファロー’66』(米) | 極私的映画と音楽のススメ

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ポニーキャニオン

バッファロー'66



ヴィンセント・ギャロってプログレ好きなんだあ。


こう思った人も少なくないのでは?


でも、使い方が本当にうまくて、

ムーンチャイルドとか、ハート・オブ・サンライズを

あのシーンで使うセンスに脱帽。


ギャロの心の中にさまよいこんだかのような

色調&トーンで彩られている。


だって、すっごく、殺風景だし、寂しい感じだし、

たんたんとした日常だし。


こんなイメージにプログレッシブ・ロックはぴったりはまるんだなあと思った。


自分の描きたい世界、心情と音楽をぴったりマッチさせることに成功した

奇跡的な映画です。