「南極料理人」に激しく共感したこと | 半径6,378.1kmの日常

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原作西村淳、主演堺雅人、監督沖田修一、2009年の日本映画「南極料理人」。

この映画、実は劇場で観たことはないのですが、観た時のシチュエーション込みですごく共感したんですね。

当時インドに単身赴任していて、とにかく食生活に難渋していました。牛肉、豚肉、魚なし。ファストフードもほとんどなく、マックはフィレオフィッシュとマハラジャバーガー(これ何で出来ていたかな?)、あとサブウェイはあったか?よって基本豆カレーとチャパティ、時々とっても辛いビリヤニの毎日。出張者がハンドキャリーで持って来てくれた生卵で卵かけご飯したら涙が止まらなくなったって言ってた駐在員の人いたけどすごくわかる。

自家製の納豆作る人とか、野菜育ててる人もいました。

そのインドからの一時帰国の飛行機の中でこの映画を観たんですよ。もうわかりみがすごくて😅

あたりまえに聞こえるかもしれませんが、食べ物って本当に本当に大事なんですよ。それも自分の生まれ育った食べ物を食べるということが。元気が出るとかそういうレベルじゃなくて、身体が欲するんですよね。夢にまで見るレベルで。一時帰国の時、仕事の予定より先にいつどこで何を食べるかの予定表作ってましたもん笑

本作は食事への愛情に満ちたとても切なく、とてもいい映画です。

アマプラで観ることができます。おすすめです。

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