『あのよこのよ』おぼえがき・8の続きです。






闇寺に新たな2人の刺客が現れた。



「てめぇが秋斎だな?この前はよくも殺ってくれたな」

↑セリフはうろ覚えです😅


と言うと、2人は秋斎に襲いかかった。




しかし秋斎はあっという間に2人を刺殺してしまった。





ミツ「秋斎さん、ただの浮世絵師じゃなかったの!?」



秋斎「あぁ、親が御家人でな…😏」


だから秋斎だけでなく、弟の喜三郎も剣の腕があるんでしょうね💡






すると崖の下から又蔵が「最後(の一人)どうぞー!」と叫んできた。




フサ「(死体が)二体増えたー!」



又蔵「えーっ!?じゃあどんどん落としちゃってください!」





するとロクとミツも加わって


4人で、死体(1体プラス追加の2体)を次々と落としていった。





その最中の会話…


秋斎「ここ(闇寺)も危険だ…あいつら勘太さんでなく俺の名前を出してた。やっぱり俺がミツさんを村まで連れて行きますよ」




ロク「じゃあ俺も覚悟を決めるか…幸次郎に会えなくても又一郎に会えたら、もう成仏してもいいかもしれない…

アイツ(又一郎)、小さい頃太ってて小さかったけど、今どうなんだ?」




すると3人(フサ・秋斎・ミツ)は声を揃えて

「今も太ってて小さい」と、言った泣き笑い






死体を全部落とし終わり


秋斎は改めて、ミツに行李の中身を尋ねた。





秋斎は"錦の御旗"だと思い込んでいたが


ミツはそんな物ではないと答え、秋斎はショックを受けたゲッソリ



フサ「まぁ、"錦の御旗"は先生の妄想が先走っただけだから…」


秋斎「これも勇み足?…勇み足踏みまくり?」


フサは静かに頷いてました😂







ミツは「行李の中には、かつて慶喜公が飲んだ不老不死の薬が入ってる」と言った。



ミツの話をざっくりまとめますと


10年前、当時は江戸城内でもコロリ(コレラ)が流行っていて

慶喜公も一度心臓が止まったが、その薬を飲んだら生き返ったという


5年前、鳥羽伏見の戦いで

慶喜公から逃げる際に、ミツはその薬を盗んだ


幕府はどのみち滅びるんだから

どうせ死ぬならこのまま慶喜公の傍にいるよりは、最期は好きな人と一緒にいたい…という思いで、ミツは慶喜公から逃げた


しかし、ミツと勘太はまだ結婚していない


「再会するまでに5年かかった」とミツは言ったが、勘太の居場所も知らないのに逃げ出したことにフサは不信感を持った






会話の途中




「最後、まだですかー!?」


と、崖の下から又蔵が叫んだ。






フサ「全部、落としたー!」



又蔵「一体しかきてませんけどー!」






さっき切った2人の死体も落としたはずなのに?


皆この目で見たし、秋斎は切った感触が確かにあったのに?



あの2人は幽霊だったのか…!?







疑問が残りつつも


フサは「こっちに戻っておいでー!」と言って


又蔵を呼び戻した。





つづく。