『あのよこのよ』おぼえがき・7の続きです。









闇寺で、刺客の死体を(3体のうち)2体崖から落としたところで



行李を持ったミツと再会した、秋斎とフサ。





見えないだろうと思いつつ、幽霊のロクをミツに紹介したが



ミツにもロクの姿が見えていた。





ロクは若い女性に会えて嬉しかったのか?



「ロクでぇーす!!チョキチョキ」と、はしゃいで自己紹介泣き笑い







てっきり川に落ちたと思っていたが



ミツの着物は濡れておらず、かすり傷一つも無かった。



その時の状況をミツはこんな感じで説明しました



あの時刺客に追われていたミツは

川の傍にあった穴に落ちてしまい、暫く気を失っていた


喜三郎の「いませんよー!ここにはいませんよー!」と叫んでた声で、我に返った

(※この時ミツさんがやった喜三郎の(カン高い)声真似が似てましたw)


居酒屋に戻ったらまた狙われると思い、必死で逃げてたら闇寺に辿り着いたらしい





秋斎はミツと勘太を再会させたいと思ったが



今ミツが居酒屋に戻るのは危険だ。






すると



勘太に(コロリで全滅した)村へ行ってもらって、そこでミツと会うのはどうだろう?…と、秋斎は閃いたひらめき電球





ミツ「私一人でここから村に行くんですか!?」



秋斎「俺が連れて行きますよ!」






フサ「先生…勘太さんにここに来てもらったらいいんじゃないですか?」




秋斎「ん?」




フサ「だから、勘太さんをここに…」





そもそも人が来ないからココ(闇寺)にいるんだということに、秋斎は漸く気づいた。





秋斎「そっかぁ!俺勇み足踏んじゃったなぁ…」



「うん」と、小さく頷いたフサさん😌







問題は誰が勘太をここに連れてくるか?



フサだって、今居酒屋に戻るのは危険である。






すると皆一斉にロクの方を見て…




秋斎「お願い出来ますか?」




ロク「4人のうち3人に見えてるのよ!見えてないの本当の孫(又蔵)だけよ…悪い奴らに見えちゃったらどうするの!?」






すると秋斎は笑顔で



「大丈夫ですよ、もう死んでるんですから」



と、ロクの耳元で囁いた。







そこに



「誰が死んでるってぇ?」



と言いながら、新たな刺客が2人現れた。






つづく。