今日は、なんだか

「過去の暴露をした時、
 彼はどんな気持ちだったのだろう……」

と考えてしまっていて

聞いたところで……ではあるけど

どんな気持ちで話したのか

知りたかった。




仕事終わりに

「飲みに行きたい気分」と

連絡がきて

行くことにした。




話しているうちに

やっぱり、過去の話に…………

昔は、聞かれると

露骨に嫌な顔をして

口数も減ってしまっていたけど

最近では、

ニコニコしている……笑

私も、笑い飛ばすようにしている。





もう、彼の昔話を

話せる人は、そんなに多くない。

内情を知る人は、もっと少ない。

だとするなら

笑って話して

「昔のこと。」

になるのなら

それでいい。

人によるだろうけど

吐き出すことで

消化・昇華する

気がする。






直接聞けたわけじゃないのだけれど

聞きたくて仕方なかった当時より

その空気は、軽く

気持ちも軽くなった。

思い出話というのは

当時の気持ちを思い出す
    Ⅱ
相手を思い出す

ようで、気分がいいものではないけど

淡々と情景だけを話す姿から

何か思いを残しているようには

思えなかった。





思い=重い

だったりして

海の底に降ろした

『錨』のように

暗く深い場所にある。

それを引き上げるには

かなりのエネルギーがいる。

錨を降ろしたままでは

進む事はできない。

一緒に進もうとしてくれる人がいるなら

錨を引き上げて

一緒に進んでみるといい。

錨を引き上げられるのは

『自分だけ』

同じ場所にとどまっていては

何も進まない。





正直

私自身が

こんな風に笑いとばして

話す日がくると思っていなかった。

そして、あれだけ

彼の気持ちにこだわっていたのに

今は、全て吐き出してしまえばいい。

とさえ思う。

彼を問い詰めても

私の気持ちは、軽くならなかった。

一緒に笑っている今の方が

気持ちが軽い。

彼も笑顔、私も笑顔。

まぁ、問い詰めるために 

一緒に居るわけじゃないし。

そんな風に考えられるようになって

次は、どんな私になるんだろう

と、少し楽しみでもある。

来月、ある事を計画している。

上手くいくといいなぁ……