私が中学生の時に初めて買ったタロットには、星座と惑星が書かれています。

トートタロットにも星座と惑星が書かれているのですが、この二つのデッキ、似ているようでちょっと違う。

例えばⅣ The Emperor


左側のトートタロットでは牡羊座なのですが、右側のタロットでは火星。

じゃあ、トートタロットの火星・ⅩⅥ The Towerはどうなのかというと…


あれ?天王星え゛!

トートタロットには何故か「海王星・天王星・冥王星」が書かれていません。
作者のクロウリーさんの著書『トートの書』にもそれらしき記述は見当たらないのです。(見落としてたらゴメンナサイ汗

惑星自体はクロウリーさんが生きているときに既に発見されているのですが…。

今までは何とも思っていなかったけど、ふつふつと湧き上がる疑問。

そして調べてみると、ライダー版では

海王星にⅩⅡ The Hanged Man
天王星に0 The Fool
冥王星にⅩⅩ The Judgement(トートタロットではAeon)

なのですね。




ライダー版の作者・ウェイトさんとクロウリーさんは「黄金の夜明け団」という秘密結社の団員でした。

でもクロウリーさんは結社の内部紛争のどさくさに紛れて退団し、在籍していたのは2年位でした。

Wikipediaによると、タロットカードに上記の三惑星が当てはめられたのは、彼らが在籍した後のことらしく。
だとしたらトートタロットに書かれていないのもそういうことなのかな…なんて思ったり。

で。話を戻して…。

タロットカードと占星術との対応は、諸説あるということもWikipediaに載っていたんです。
それを見て、改めてマイタロットカードを見て、気付いたこと。

それは、私の持っているタロットカード、イレギュラー疑惑ぼーぜん青スジ

ライダー版を元にしているのだと思っていたけれど、ⅩⅩ The Judgementは蠍座だし(トートタロットは火のサインのみ)、

ⅩⅩⅠ The Worldは太陽(トートタロットでは土星)。


先に載せたⅩⅥ The Towerもですが、他にもあって、しめて10枚。
半分近いカードがライダー版とは違う。

だけどWikipediaにはこういう当てはめ方もあるのだと書いてあるのですよ。

根拠については書かれていないけれど、カードの意味や象徴などから星座や惑星を当てはめているのでしょうね…。

ま、Wikipedia自体もどこまで正しいのかよく分からないんだけど汗とりあえずで調べるのには重宝します(笑)

たまたま、不思議なデッキを持っていたおかげで、解釈の仕方が一つではないということが分かったというお話でした。




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