第1話 その2・・
■2020年春
「やんけ、やんけ」と
血の気盛んで「汚い言葉のお魔女」
そんな印象のameの出会い。
「汚い言葉のお魔女」は
本拠地bluebirdでも
汚いものは、やっぱり汚い
時には"くすんだ黄色"
時には"くすんだ緑"
時には "僕の知らない街" へと色を変え
春でもないのに朝から晩まで 五月の蝉。
ある日、
汚い言葉の悪魔女は
私の存在を認識し、
”誰かが私と仲が良い”
ameのセカイでそんな印象を抱いたみたい
その後突然、
汚い言葉のお魔女は
自身の過去の暴言記録を全消去。
汚い言葉の悪魔女は
急に言葉を私に真似た。
■2020年5月
私は誰かとの夢実現を信じ
未来開拓のため、
仲間拡大のため、
100日祈願を決行。
明けたその日をちょうど
誰かの生誕祭にあたるよう初日を決めた。
明けたその日にもう一度
皆を巻き込んだ楽しくでっかい夢を未来を
もう一度告白しようと決めていた。
誰かも応援してくれたて
とてもとっても嬉しかった!
どんな苦行も耐えられる、と思えるほど
とてもとっても心強かった!
なのに・・・
誰かの予想外の出来事に
私の胸は張裂けた
私の目は赤い涙を流し続けた
■2020年6月
某日、
私は胸が張り裂け
息が止まった
しばらくの間
時が止まった
何が起こったのか
理解するのに時間がかかった
見てはいけないものを私は見たのだと思う
知らなくてもいいものを私は知ったのだと思う
そう、
誰かが「汚い言葉の悪魔女」へ
公開告白をしたのだ。
「大好きーーー」 と。
よりによって
「汚い言葉の悪寒魔女」へと。
なぜ・・
なぜ悪魔と・・
なぜ悪魔と手を組んだのか・・
私は胸が張り裂け
息が止まった
太陽は洞窟へ隠れ
どしゃぶりの雨にセカイは溺れた…