霊能師の先生に、私には(霊感が強いので)「靈が頼ってくることがある」と言われた。
来るのかな?実際のところは分からない。
そもそも、霊がいるとしても、その魂がいつまで今世に留まっているのかも疑問である。自分が死んでから、その辺をうろうろしているとも思えない。そういう私ではあるが
全国を移動していたある時、私は、ある店でひとりで鑑定をしていた。
ご予約が入っていたお客様を受け、それからどれくらい時間が経ったのかは忘れたが、何時間かずっとお客が来ない。
その当時の私は、ひっきりなしに忙しかったので、そんなに長い時間空くことが不思議でもあった。
不思議だが(まぁそんな時もあるかな)とそのまま過ごしていた。
しかし、それからもずっと暇である。
おかしい。
何かがおかしい。
システムを確認すると、なんと私は『鑑定中』となっていた。
えー????!
そりゃぁ人も来ないはずだ。
すぐにそのエラーを外してもらうと、外してすぐにご予約が入ってきた。
それからまた、お客が途切れた。
途切れたが、状況に気づかなかった。
本当に、珍しく暇な日だった。
そんなこともあるかな~と、帰りの時間が来たらさっさと片づけをして、帰路についた。
今度は、ホテルに向かう途中MAPがぐるぐる回り、自分のいる位置が掴めない。一応、街中である。MAPって役に立たないのかな?などと思いながら
ようやく到着した時には、一時間くらい街を彷徨っていた。
なんだかもやんとする。
(その後、ホテルの場所は、店(スタート地点)からわずか数分の場所だと分かった。)
その翌朝のこと。
朝一番に電話が鳴った。マネージャーからだった。
「昨日の最後のお客は、いつ帰ったのか」と。
お客? いない。
お客はいなかったので「誰も来なかった」とその旨伝えるが、話がかみ合わない。
マネージャーは「昨夜からずっと『鑑定中』になっている。鑑定終了となっていない」と言う。
????
私は「あれからずっと誰も来なかった」と答えるが
「誰かいなかったか?」と繰り返される。
本当に誰も来なかった。(察し・・
その後、ペンジュラムに「誰かいるのか」尋ねてみた。
『いる』と返答。やはり・・
そこからは会話である。
『私についてくるのか』尋ねると『ついてくる』と。
『遠いよ。京都にいた方がいいんじゃないか?』
『・・・』
どうしようかなと思ったが、その時、思いついた京都の寺を教えてあげた。どこを教えたかな?もう忘れてしまったけれど
『そこに行ってみる』と返事が返ってきた。
前日、システムに異常が何度も起こったのも、見えない誰かがそこにいて、人(お客)が入ってこないようにいじられたんだろう。
まぁそんな感じで、私は普段見えないけれど、見えない存在が近くにいたんだなぁと知ったわけです。
一緒にその場にいて、何かのお役に立てていたのならよい。