新年明けまして、おめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
さて2025年がスタートして、はや10日近く経ってしまいました。
カナダでは、新年早々トルドー首相が辞任するという
ビッグニュースから幕を開けました。
昨年末にかけて支持率も低下していたし、
野党や与党内からも辞任すべきだという声が上がっていて、
やはりって感じです。
トルドー首相は23年に離婚して、プライベートも大変だったし、
昨年は世界中のトップが直面したインフレや外交で苦難が続きました。
それに追い打ちをかけるように、
昨年トランプが大統領の就任前に、
カナダとメキシコに25%の関税をかけると言い出すなど、
頭の痛いことが続きました。
若いしカリスマもあって、
わたし個人としてはもう少し頑張ってほしかったけど、
やはり9年間という長い政権で
経済の悪化や移民問題もあって、
国民も変化を求めていたのでしょうね。
辞任の記者会見は、去る者の哀愁が漂っていて、
かわいそうな感じでした。
本当にお疲れ様でした!!
それとは正反対に、
大統領に返り咲くトランプは、
さっそく各国に悪戯な挑発をしていますよね。
高い関税で脅しながら、
自分の思い通りのディールにもっていこうとする。
カナダに対しては
「アメリカの51番目の州になった方が良い」とのたまった!
大半のカナダ人は相手にしていませんが、
わたし個人としては何とも腹立たしい気持ちです。
一国のトップが他国を侮辱するような言動を繰り返すのは、いかがなものか。
アメリカの巨大企業のトップたちが、
手のひらを反すかのように大金を寄付したり、
彼に好かれるような行動をとったり。
本当にこんなんで大丈夫なのでしょうか?
わたしたちの子供や孫たちが生きていくこれからの世界の価値観が、
また大きく変わる年が始まりました。