女性のために立ち上がるカナダの女性起業家 | トロント・カナダ 50代からの自由な生き方 by ブルー・モンキー

トロント・カナダ 50代からの自由な生き方 by ブルー・モンキー

海外(カナダ)から日常の気づき、素敵な生き方をしている人、気になる社会問題、そして、大好きな映画の話などを書いています。

 

 

「エシカル企業」ー 人や環境にやさしい企業

(※Ethicalエシカルー倫理的な)

 

世界的に企業倫理が問われ、

意識の高い消費者の方は企業の社会貢献を、

物やサービスを購入する時の一つの基準にされているかと思います。

 

カナダ発、香水を販売する「ザ・セブン・バーチューズ」(The Seven Virtues)は、

そんなエシカル企業の一つです。

 

ノバ・スコシア出身の創業者バーバラ・ステグマンは、女性作家でもあり活動家でもあります。

 

アフガニスタンから怪我で帰還した親友の軍人の意志を継いで

「平和」のために戦うことを決心します。

しかし、戦争によってではなくビジネスによって。

 

紛争地アフガニスタン産のオレンジブロッサムとバラのエッセンシャルオイルから香水を作り販売することでアフガニスタンの農家を救っています。

 

 

そのザ・セブン・バーチューズの新作が「ロータス・ペアー」

今度は「生理の貧困」問題に取り組んでいます。

 

 

 

アメリカの非営利団体デイズ・フォー・ガールズ(Days for Girls)と提携して、

売上はネパールの少女や若い女性への支援と生理用品の提供のために使われるとのこと。

 

ネパールのヒンズー教を信仰する一部の地域では、「チャウパディ」という古い慣習があり

月経を不浄として、生理期間中の女子を「生理小屋」と呼ばれる、

自宅から離れた小屋に一人閉じ込めます。

 

不衛生な上に、孤独や寒さなどで精神的に病んで死にいたることも多いとか。

 

先進国の日本でもコロナ禍で、生理用品が買えない「生理の貧困」問題が浮き彫りになっています。

 

 

 

他人ごとでは済まされない女性の「生理の貧困」。

そして、この問題解決のために取り組んでいる日本人女性もいます!

 

 

 

女性に関連した社会問題と戦う女性起業家。

カナダをはじめ、世界的に広まりつつ「エスカル企業」について

私たち消費者が関心をもつことで、少しでも社会貢献をしていきたいですね!