インド占星術と西洋占星術の
決定的に違う特徴。
それは、未来予測が
比較的容易なことです。
ダシャーシステムという予測法を使えば、
各惑星が、人生にどのような
影響を与えるのかわかります。
一般的にダシャーの流れは
吉星なら良い時期、
凶星なら悪い時期となりますが、
人それぞれ惑星の働きが違うので
解読する力が要ります。
120年のダシャーのうち
土星とラーフの時期は、
基本的に気を付けなければなりません。
土星期はご存知の通り、
過去のカルマが噴出して
試練や忍耐が与えられますので、
無駄な抵抗をしないで
瞑想して自分の内側を見つめて
過ごしていると、
自動的にカルマを精算してくれて
再生へ向かっていくので
ある程度予想がつきます。
それに対して厄介なのはラーフ期。
ラーフは欲望が拡大していくので
じっとしていられなくなります。
大人しかった人が
急に物欲に走ったり、
恋愛に目覚めたり、
回りが驚くような行動に
出ることがあります。
特に火星期のあとに
ラーフ期が巡ってくるので、
瞑想が趣味の地道な人が
スピリチュアルのセミナーを急に
片端から受けだし、散財したりします。
一方、突き抜けて
大ブレイクする芸能人や
成功する実業家もいます。
お釈迦さまの時代から
人間の苦しみの元凶は煩悩、
果てしない欲望です。
人は誰でも幸せになりたいと願うもの。
もっと何かが欲しい、
良くなりたい、学びたい、知りたい、
欲望にはキリがありません。
でも欲望が行き過ぎると、
また新たな悩みや問題を
生むことになりますよね。
ラーフ期に入ったら、
常に自分の心と向き合い
節する時間が必要なのです。
日々を感謝して
今を大事に過ごしましょう。
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