その悲惨な光景を見てしまった人の一人が、絶叫する。

聞き覚えのある声…
有紀乃だった。


有紀乃の悲鳴は波紋のように、次々にまわりの人間に伝染していく。


みんな何か喚きながら我先にと逃げ出した。
俺の中の恐怖心も、有紀乃が叫ぶ度に大きくなっていた。



それでも、揺れはおさまらない。

激しさをまして、ガラスと瓦礫がさっきよりも多く降り注いだ。


神様なんて居ないんじゃないか、そう思うくらいに容赦なくガラスと瓦礫に殺されていく人……



俺は目の前で起こってる事が信じられなかった。


沢山の人が動かなくなっていく…

これ本当に現実なのか……?


逃げたいのに、足が震えていた。

目の前で動かなくなっていく人達を見て、最悪の想像をしてしまう。




下手なはいはいをするように、俺は有紀乃の方へ這いずった。

やっとの思いでたどり着いた俺は、まわりの身を守れるもの探した。



喫茶店の看板もテーブルも、全部先に人が隠れていた。


ガラスも瓦礫も防げない…!



俺はパニックを起こしそうになる。



大量の瓦礫が近くに落ちてきた。

嫌な予感がした。

上を見上げる。
有紀乃の頭上から、ガラスと瓦礫が大量に落ちてきていた。



考えるより先に体が動いた。


「キャッ!?」

俺は有紀乃を押し倒し、覆い被さる。


背中にガラスと瓦礫が当たったんだろう。


熱いと感じたあと、何かに突き刺されるような鋭い痛みと金属バットで殴られた様な鈍い痛みが背中を撫でる。


ボキリという嫌な音がして、激しい痛みにも襲われた。


「うぅ…」


このままだとヤバい。
体が訴えてる。


口の中にも、鉄臭いものが上がってきた。



有紀乃はものすごく不安げな顔で俺を見ている。


俺は笑って見せようとするけど、背中にぶつかる瓦礫のせいで表情が引きつってしまう……


俺はただ、早く終わって欲しいと願うしかなかった。


それでも揺れはおさまらない。建物付近のテーブルや看板に隠れていた人達は、崩壊する建物に悲鳴とともに次々押し潰されていく……


ついさっきまでテーブルや看板の下で悲鳴を上げていたのに、今は醜いオブジェみたいになっている。

追い討ちする様に、建物から炎があがる。
逃げられない人はそのまま焼かれていく。
「助けて」と喚きながらひび割れいく黒い肌から油を滴らせ、黒焦げになっていった。

今日私の小説の第二話をアップしたいと思います!


駄作の続きを読んで下さるかた、あまり期待しないで下さいm(_ _)m


しかし、精いっぱい書かせて頂きます!


ではまた更新します(`∇´ゞ

すいません、訂正です!


「追い討ちするのように………」

ってなってるところ、正確には

「追い討ちするかのように……」


です…すみませんでしたm(_ _)m



あと、この手のスプラッタ表現の入る小説が苦手な方は読まない方がいいですね(*´▽`*)


早朝失礼しました。