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皆様あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
お陰さまで本ブログも3回目のお正月を迎えることが出来ました。

平成23年の元旦 みなさんはどのように過ごしましたか?

私は昼過ぎに毎年参拝している明治神宮に初詣。天気も良かったせいか例年より温かい元日でしたね。

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その後、車で実家まで戻り両親に挨拶。おせちを食べてから帰宅しました。私が車で来ることを知っていたので今年は実家にノンアルコールビールがたくさん買ってありました(^_^;)

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それにしても今日は都内の道がどこも混んでいたのが印象的。毎年元日は東京の道路から車が嘘の様に居なくなってしまうのに今年は普段の土曜日みたいな混雑。途中なんどか通り過ぎたファミレスも混んでましたね。

今年は帰省していない家族が多いのかな?

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本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
Merry X'mas(≡^∇^≡)

まあ、まだイブですが良いでしょう。

ようやくクリスマスらしい気温になって来ましたな。

今日は自分へのクリスマスプレゼントということで買っちゃいました。

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今夜は早速弄りまくるぞ( ´艸`)
降る雪や 明治は 遠くなりにけり

中村草田男

確か坂の上の雲のあとがきでも紹介された俳句ですね。明治時代を懐かしむというのは昭和の頃からありました。私の祖父・祖母はギリギリ明治を知っている世代。明治生まれの世代と実際に接した人間からするとやっぱり明治生れの人はどこか違った風格がありました。

明治時代を賞賛して、大正・昭和の日本を批判する。それを最近は司馬史観として批判している人も居るようですが、おそらく司馬遼太郎が小説でそれを流布したからそうなったというよりも、元々日本人の多くの人々の感覚として明治生まれの人をリスペクトしそれ以降の人々を蔑む気分があったのでしょう。司馬遼太郎はそういう庶民の皮膚感覚を感じ取ること関しては天才的なセンスがあった人です。

皆が漠然と思っていることを見事な長編小説として表現したに過ぎないようにも思えます。

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明治時代の建物ばかりを集めてテーマパークとして成り立っているような商売もあるぐらいですから、司馬遼太郎の史観とやらが日本人を洗脳したというのはちょっと疑問ですね。

さて、坂の上の雲第二部もいよいよ佳境に入ってきましたな。

ついに日露開戦。連合艦隊が封密命令をあけて出陣。仁川沖海戦の直前で今週は終わりました。

昨年第一部の時も似たような感想をこのブログで書いたのですが、微妙に原作から逸脱して現代ドラマ風にアレンジしているのが印象的ですね。

原作では正岡子規の看病人として登場する程度の扱いの律さんが菅野美穂という美女を起用することによって、ドラマのメインキャラになっています。もちろん篤姫やら天地人の様な安っぽい恋愛ストーリーではないので観ていて不快な感じは受けません。むしろ菅野美穂の演技には毎週感心させられる。

菅野美穂が昨年ドラマスタート前に「明治の時代の女性って物質的な豊かさや女性としての地位は今の私たちよりも辛い状況だったかもしれないけど、もしかしたら女性としてとても幸せな人生を送っていたのかもしれないと思うようになりました。」というコメントをしてました。その通りの演技を彼女はしていますね。
何故か恋敵扱いになってしまっている石原さとみも抑制の効いた良い演技をしていますよ。

「愛しい人を想う気持ちに勝ち負けはない!」みたいな演出がなんとも泣かせますな( ;∀;)

まあ正直当時の男女がそんなに清々しい人ばかりだったのかは判りませんが、今の日本人にとっては明治の人達は立派で良かったと思いたい状況ですから、演出の意図と彼女の演技の意図は一致しています。これはとても大事です。それにしても、松たか子、石原さとみ、菅野美穂と女優さんに関しても一流をよくぞまあここまで揃えますな。さすがNHKのスペシャル大河(^_^;)

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もう一つ原作と異なるのは、様々な政治的意思決定プロセスの描写の中で明治帝とニコライ二世という双方のトップの懊悩を明確に描いているところです。

原作にも両者は出ていますが重臣達が意思決定した内容を追認するという扱い。ニコライ二世にいたっては無能な世襲皇帝という先入観での描写が目立ちますね。恐らく最新の歴史研究成果を随時取り入れて、実際にはそれぞれの国家のトップ自身の意向が様々な局面で国家の戦略的決定事項を左右していたという史実を意識しているんでしょうね。この辺はNHKのスタッフというよりも脚本諮問委員会メンバーの意見なのかも?或いは「聖断」でお馴染みの半藤一利さんの意見かな?

原作が書かれたのは1968年からですし、司馬遼太郎も40代。世襲の最高権力者はボトムアップで積み上げてきた策を追認するだけという民主主義的(日本は古来からそういう意思決定方法だったかもしれませんが)な解釈が当然だった時代。いわゆる左翼的知識人とは対極にあった司馬遼太郎ですら当時の空気から逃れられていなかったのかもしれません。

或いは司馬遼太郎の小説は日本人サラリーマンだれもが読んで楽しい様に書かれているのでトップダウン的な意思決定は読者が喜ばない。「上司は部下の献策を入れてくれるのが良い上司。」読者のそんな気分を汲み取った。それだけの理由かもしれないけど(^_^;)

それだけ戦後の日本人にはみんなが国や会社を支えている一体感や自負心があったのでしょう。

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そういえば日高壮之丞と山本権兵衛の連合艦隊司令長官人事のエピソードも原作ではサラリと扱われる余談系のエピソードなんですが、重要なシーンとして扱われていました。国家或いは会社の将来よりも自分の人事や出世が大事というのが今の日本人気質ですから、わざとああいうエピソードをクローズアップしたのかもしれませんね。

いよいよ来週からは開戦ですがどういう演出になるんだろうか? 坂の上の雲の最大の特徴はあの俯瞰的な戦闘描写。どちらが善でどちらが悪みたいな扱いで戦争を描きません。
むしろどちらの軍でも無能な将官は悪!有能な将官は善みたいな描き方ですね。

果たしてあの面白さを映像で表現出来るのか?

過去に日露戦争を扱った映画はありますが日本海軍は強かった!みたいな礼賛映画か、戦争は悲惨ですみたいな映画に二極化してます。NHKスタッフがそのどちらでもない司馬遼太郎風の戦場描写を出来るのかどうか楽しみにしたいですな。