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易者酒井 易の言葉ブログ

易経は宝物の言葉がたくさん詰まった書物。
現代にも十分に通用する易の言葉を解りやすくお伝えするブログです。

繋辞伝には、易の言葉を

孔子さまが説明して

くれている部分があります。

 

我々は幾(きざし)

つまり出来事の吉凶を

事前に捉え、

即実践に移すことのできる人で

あるべしと言っています。

 

その方法の一つとして

豫(よ)の六二(りくじ)に

書かれている

「介(かた)しこと石のごとし」

を例にとり、具体的な

人間関係の持ち方を説いています。

 

 

 

 

“目上の人と交わるにも

恭々しくはするが

へつらうことはしないし、

目下の人と交わるにも

親しくはするが

なれなれしくはしない。

これこそ幾(きざし)を

知る者といえようか”

 

へつらったり馴れ馴れしくして

その場の人間関係に溺れて

判断を誤ることを戒めています。

 

石のように固い意志が

懈怠(けたい)を遠ざける、

という訳です。

 

逆に石のように固い印象を

人に与えるかもしれませんが、

重要な局面には

是非参考にしたい一節であると思います。

 

(易経上下 高田真治 後藤基巳訳 岩波書店)