揉め事について | 易者酒井 易の言葉ブログ

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易経は宝物の言葉がたくさん詰まった書物。
現代にも十分に通用する易の言葉を解りやすくお伝えするブログです。

易には人との揉め事の卦がいくつかあります。

 

内輪の揉め事としての「火澤睽(かたくけい)」

公の揉め事としての「天水訟(てんすいしょう)」

戦争としての「地水師(ちすいし)」

 

 

十翼の一つ雑卦伝は、六十四卦を二卦一組にして対比させ

この3つの卦について、以下のように説明しています。

 

(火澤)睽は「外なり」、家人は「内なり」。

需は「進まざるなり」、(天水)訟は「親しまざるなり」。

比は「楽しみ」て、地水師は「憂う」。

 

人が集まれば、必然的に揉め事も起こってきます。

易は揉め事の様相を分析し、簡潔にその意義について

このように表してくれています。

 

例えば、“学校でのいじめ”ですが、“睽”でしょうか、“訟”でしょうか。

それとも“師”でしょうか。

 

始まりは、生徒同士の“睽”だったものが、集団のいじめに発展し、やがて学校や父兄が知るところとなり“訟”となる。そこで適切な解決を見ないと、憂いを伴う“師”へと発展してしまう。

 

“師”は戦争なので、命に関わる危険性を伴います。

“訟”の段階で周囲が真剣に取り組み、解決させる必要が求められるでしょう。

その実践的方略は、天水訟の頁に詳細に記されています。

 

雑卦伝からでした!

(易経上下 高田真治 後藤基巳 訳 岩波書店より)