否は人にあらず?!「天地否(てんちひ)」 | 易者酒井 易の言葉ブログ

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否(ひ)とは、否塞。ふさがって通ぜぬことを言います。

「彖(たん)に曰く、否はこれ人にあらず、

君子の貞に利(よろ)しからず。」



人にあらずとは、人道的に行えないということです。

常識的なふるまいをしても、受け入れられません。



というと、あまりにも非道な状況を想像するかもしれませんね。

でも実はそうではありません。

理屈が通じないと感じたりしますが、よく考えてみると、

それはあなたの個人的な理屈である場合が多いのです。



否のときは、おのれの才徳を秘めて控え目に、

しばらく大人しくしていましょうか、という具合に

ちょっと気楽に過ごしてみてください。



しばらく何にもいいことはありませんが、

否の時をうまく過ごすといくつかの気づきがあります。



例えば、過去の自身の傲慢さに気づいて、

恥じ入るような思いに苛まれるかもしれません。

でもそれは戒めとなり、いずれ必ずあなたを助けます。



爪を隠せる鷹になるための訓練と思って頑張ってくださいね。


天地否からでした!


引用文献 岩波書店 易経(上)高田真治 後藤基巳 訳